前回BJハンドブックシリーズの感想めいたものを更新しましたが、そこで並べる川崎市バスの手持ち画像を確保するため川崎駅の東と西に何度か行きました。川崎市バス以外の事業者の画像もそこそこの枚数たまったこともあり、「川崎で見たバス2025」と題したバス画像のよせ集めシリーズをスタートします。
今回の川崎鶴見臨港バス編その1では、記録出来たいすゞ車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「川崎鶴見臨港バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル204号』(2024),ぽると出版 を参照しました。
社番:1S363.PKG-LV234L2(08年車)。
川崎鶴見臨港バスは、社名の通り川崎と鶴見をメインに路線網を展開しています。一般乗合車は大型で車長10.5m弱の短尺ノンステップ車を中心に導入しています。
まずは古参格となる08年に導入したPKG規制車のいすゞLVノンステップ車。画像の車両はこの日新人ドライバーを乗せた教習車となっていました。

社番:1S378.PKG-LV234L2(08年車)。
こちらの08年導入車は営業運用に入っていました。

社番:1S486.QKG-LV234L3(13年車)。
13年導入のいすゞLVノンステップ車。08年導入車と比べると後部の換気機器位置がより後方設置に変わっていることが分かります。

社番:1S547.QDG-LV290N1(16年車)。
モデルチェンジしたジェイ・バス製大型ノンステップバスは16年から導入を開始。モデルチェンジ後も車長10.5m弱の短尺車をメインに導入しています。

社番:1S542.QDG-LV290N1(16年車)。
社番が前後しますが、後面側はこんな感じです。なお、川崎鶴見臨港バスはこのボディの大型ノンステップ車を標準のAMTではなく、トルコンATを採用しています。

社番:1S602.2DG-LV290N2(18年車)。
近年は行先表示にフルカラーLED機を装備しています。
画像の車両はいすゞスポンサーのラッピング広告車。ちなみに川崎鶴見臨港バスの在籍車両の約半分はいすゞ車となっています。
社番:1S658.2RG-LV290N3(22年車)。
2020年の新型コロナ禍により、2020年後半から2021年にかけ新車導入はストップしました。2022年から積極的な新車導入を再開し、MT車を置き換えています。

社番:1A671.2RG-LV290Q3(23年車)。
近年はドライバー不足のため、需要に応じた増便に対応出来ないだけでなく、減便せざるを得ない状況が続いています。このため道路環境の良い多客路線向けに車長11m程度のQ尺車も並行して導入しています。画像の車両は塩浜営業所配置のQ尺車です。

社番:1S705.
型式を参照した『バスラマインターナショナル』刊行後に登場したLV。
社番:3032.PKG-LV234Q2(09年車)。
浮島への快速便運用がメインとなっているLVワンステップ長尺車。もともとは東扇島・浮島地区への通勤高速バス向けに導入した車両なので、塗装は高速・貸切カラーデザインとなっています。座席はシートベルトを装備した2人掛けシートとなっていることから、高速バス運用から外れた際に企業送迎特定車に用途変更となった車両も在籍しています。
社番:1H422.PDG-LR234J2(10年車)。
最後に中型車の画像から、LRノンステップ車。
川崎鶴見臨港バスは中型車を狭隘路線向けに導入しており、1990年代末頃は旅客需要にあわせたダウンサイジング施策もあって9mサイズの車両が多数在籍していたこともありました。旅客需要の増加とドライバー不足による減便などから、大型車の導入に回帰し、現在中型車は川崎駅と市立川崎病院を結ぶシャトルバス「川崎病院線」向け3台のみの少数派となっています。
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