「川崎で見たバス2025」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の川崎鶴見臨港バス編その2では、記録出来た日野車・三菱ふそう車・BYD車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「川崎鶴見臨港バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル204号』(2024),ぽると出版 を参照しました。
<日野車>
社番:2A530.QKG-LV234L3(15年車)。
川崎鶴見臨港バスの日野車といえば、2000年代頃まで浜川崎営業所配置というイメージでしたが、現在の配置は塩浜営業所メインとなりました。
まずは、モデルチェンジ前のボディで最後の導入となったKVで車長10.5m弱なL尺ノンステップ車。
社番:2A554.QSG-HL2ASAP(17年車)。
2017~2019年にかけ、計18台導入したブルーリボンハイブリッドの長尺車。先代モデルのハイブリッド車「ブルーリボンシティハイブリッド」は、わずかな台数導入しただけで終わってしまったので、10台以上導入するとは思いませんでした。
社番:2A640.2PG-KV290Q3(19年車)。
塩浜営業所は比較的道路環境の良い多客路線を多く抱えていることから、近年は車長11m程度のQ尺車を集中配置しています。
社番:2005.KX525Z1(23年車)。
川崎駅と水江町を結ぶ路線に2023年3月から連節バスを投入。連節バスは主要停留所のみ停車する「KAWASAKI BRT」として運行しています。運行開始当初は平日朝夕ラッシュ時のわずかな便でスタートしましたが、連節バスの増車による増便で運行時間帯を拡大。現在は川崎駅とエリーパワー前を結ぶ路線にも連節バスを投入し輸送力を発揮しています。
「KAWASAKI BRT」専用車となっているのがジェイ・バス製のハイブリッド連節バスで、画像は日野ブルーリボンハイブリッド連節バスです。2024年にはいすゞブランドのエルガデュオも導入しています。なお、塩浜営業所のバス入出庫口付近が連節バスの指定席となっているので、敷地外からでも望遠なら型式写真風に記録することが出来ます。
<三菱ふそう車>

社番:3H412.PKG-MP35UK改(10年車)。
川崎鶴見臨港バスの三菱ふそう車は貸切車や、空港リムジンバスをはじめとした近距離高速バス用の高速車をメインに導入していました。1990年代に一般乗合車で導入したのは数台だけで、しかも機械式AT車も・・・というくらい少数派でした。
そんな状況でしたが2000年代後半あたりから一般乗合車の導入台数が激増、いまや浜川崎営業所配置の大型ディーゼル車は全車三菱ふそうMPとなりました。画像はUD製エンジンを搭載し、三菱純正ボディを架装したMPノンステップ車。2010年当時の三菱ふそうは西工ボディ架装のOEM車を大型ノンステップ車モデルとして販売していましたが、強い要望のあったユーザーには純正ボディ架装のノンステップ車も改造型式で販売していました。

社番:3H451.QKG-MP37FK(12年車)。
こちらは三菱製エンジン搭載でAT車となったMPノンステップ車。

社番:3H568.2PG-MP38FK(18年車)。
ヘッドライト周りをモデルチェンジした現行マスクのMPノンステップ車。デンソー製クーラーがメーカー標準となってからも、川崎鶴見臨港バスはMPに三菱重工製クーラーを採用しています。デンソーに統一しないのが気になるところです。
<BYD車>
社番:5H001.K8 2.0(24年車)。
2024年に導入したBYDの大型電気バスK8 2.0。画像は導入第一陣で浜川崎配置となった車両。塗装は電気バスオリジナルのデザインとなっています。川崎鶴見臨港バスは全ての営業所に充電施設を設置しているので、今後も電気バスの導入が続きそうです。
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