7月に沖縄県那覇市へ出かけました。晴れている時間もありましたが、なんとも微妙な天気でした。飛行機のチケットは何ヶ月も前に買っていたので、天気が悪いとか言っても仕方ありません。
さて、バスマニアなら那覇市内で絶対立ち寄る「県庁北口」交差点。交差点の広告ビジョンから流れるのが「沖縄あるある」ヘビーローテーションだった2022年。2025年7月小生的に印象に残ったのは選挙とパルコのCMです。
沖縄230え711.
天気がイマイチだったので記録出来たバス画像は少なめ。東陽バスが導入した三菱ふそうMPノンステップ車は、なんとか見ることが出来ましたが、それ以外は・・・という結果。「那覇市内で見たバス」シリーズは今後更新する予定ですが、あっさり終わりそうな感じです。
沖縄といえば、2025年5月に神奈川バス資料保存会が製作出版した同人誌、「バス写真シリーズ81 730以前の沖縄のバス」という本も購入しました。
本作は左側通行に変わった1978年7月30日、いわゆる「730(ナナサンマル)」より前の右側通行時代に撮影された沖縄のバスの写真集です。730以前といっても、掲載写真の大部分は沖縄海洋博に備え1974年に導入したという車両です。さすがにその写真だけでは写真集というには少なすぎると判断したようで、FHIバス写真保存会が所有する富士重工ボディ納車前の写真もあわせて掲載しています。シートにビニールがかかった納車前の状態の内装写真もあり、1974年に納入した路線車は降車ボタンを装備していたことが分かりました。
掲載写真数は2000円という販売金額を考えると正直物足りませんが、本作刊行の目的は巻末の「当会では730前後の沖縄のバスの写真などを探しています」という一文を広く知らせるためなんでしょう。ぜひとも写真が集まり、分厚くなった続刊「730前後の沖縄のバス」の刊行をお待ちしております。
那覇交通と合併した首里バスの写真なんかも掲載されると良いですねぇ。画像は那覇バスに在籍する首里バス復刻デザインのラッピング車。2022年7月に沖縄本土復帰50周年を記念して登場したラッピング車で、当初は2023年3月までの運行予定でした。好評につき運行期間を延長しており、2025年7月現在も運行中でした。