7月に記録したバス画像のよせ集め「那覇市内で見たバス2025」シリーズ。
今回の琉球バス交通編その4では、「沖縄200か1523」から「沖縄200か1697」までで記録出来た移籍車の画像を並べていきます。
沖縄200か1523.PJ-KV234L1※。
新型コロナ禍に見舞われた2020~2022年、京浜急行バス・東急バスは一般乗合車の新車導入台数を抑制しました。このため廃車が例年よりも少なく、両社からまとまった台数の移籍車導入を行ってきた第一交通産業傘下の那覇バス・琉球バス交通の車両代替が計画通り進まなくなった模様。ちょうど横浜市交通局からPJ規制車のジェイ・バス製ボディ大型ノンステップ車が廃車となったことから、こちらをまとまった台数導入しました。型式を参照した『バスマガジン』誌によれば、画像の車両は日野KVとのこと。横浜市交通局からは、いすゞLV/日野KVどちらも移籍しているので、外観だけではメーカーの判別は出来ません。担当ドライバーさんによるカスタマイズが待たれます。

沖縄200か1523.PJ-LV234L1※。
少ないとはいえ、京浜急行バスからの移籍車導入は継続しています。
いすゞLVワンステップ移籍車。

沖縄200か1616.
こちらは国際興業バスから移籍したPJ規制車のいすゞLVワンステップ車。国際興業バスはエルガのワンステップ車に丸型通風機器を前後2ヶ所に搭載するのが標準仕様ですが、後部の機器を車端部に搭載しているのはPJ規制車でも初期の車両となります。

沖縄200か1618.
同じく国際興業バスから移籍したいすゞLVワンステップ車。国際興業バスは2006年導入車から後部の丸型通風機器を中扉のやや後ろあたり設置に変更しました。

沖縄200か1691.
京浜急行バスから移籍したPJ規制車のいすゞLVノンステップ車。
沖縄200か1697.
よほど気に入ったのか、国際興業バスから、いすゞLVワンステップ車の導入が続いています。
型式は下記を参照しました。
※)「注目事業者・車両一覧表 沖縄県 琉球バス交通」『バスマガジン123号』(2024),講談社ビーシー/講談社