旭川市内で見たバス2025(旭川電気軌道編その2)

6月に旭川へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め、「旭川市内で見たバス2025」シリーズ。今回の旭川電気軌道編その2では、2013年から2016年の間に導入した自社発注路線車の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「旭川電気軌道 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル212号』(2025),ぽると出版 を参照しました。


旭川200あ2000.QPG-LV234Q3(13年車)。
2013年からナンバープレートを希望番号で取得するようになった旭川電気軌道。型式を参照したバスラマインターナショナルの記事によれば、2000番台は自社発注で「一般路線、旭岳線・旭川空港線のうちの前中扉車 」をあらわすとのこと。
栄えある2000番台の1号車となったのが、いすゞLVワンステップ車。旭川電気軌道は低床車をいきなりノンステップ車で導入したので、自社発注でワンステップ車を導入するのはこの車両が初とのこと。旭岳方面への中距離路線向けに導入し、ボディ塗装は白色ベースのデザインで登場しました。現在は全面ラッピングを施し「旭山どうぶつえん号」となり、旭山動物園への路線運用が中心となっているようです。


旭川230あ2002.QKG-MP37FM(13年車)。
1990年代後半から2000年代前半にかけ、まとまった台数のノンステップ車を導入してきた旭川電気軌道ですが、2000年代後半あたりから一般乗合車の新車導入が減少。2009年の導入からしばらく導入自体が無く、次のノンステップ新車となったのが2013年に2台導入した三菱ふそうMP。塗装はこれまで通り「アーバスカラー」で登場しましたが、旭川電気軌道のノンステップバスの特徴的な仕様だったペアガラス採用の側面固定窓は中止し、標準的な上部開閉の側面窓となりました。側面固定窓はやめてしまいましたが、三菱ふそうMPは中扉の明かり窓を継続採用しています。


旭川230あ2004.QKG-MP38FM(14年車)。
2016年の創業90周年に向け、2014年に導入したノンステップ車7台に歴代塗装デザインを施しました。画像の三菱ふそうMPの塗装は、1968年に合併した旭川バスのデザイン。この塗装で登場したのはこの1台のみで、現在は正面に「FUSO」のエンブレムを取り付けレトロ感をアップさせています。


旭川230あ2005.QKG-KV234N3(14年車)。
2014年に導入した7台のノンステップ車は、三菱ふそうMP6台・日野KV1台という内訳。日野KVは1980年代初め頃まで採用していた旧々デザインとなっています。この塗装で登場したのはこの1台のみで、正面に日野ウィングマークのエンブレムを取り付けています。


旭川230い2006.QKG-MP38FM(14年車)。
残りの三菱ふそうMP5台は先代デザインとなっています。この塗装デザインの良さを再評価したのか、移籍導入したワンステップ車に採用されるようになりました。


旭川230あ2007.QKG-MP38FM(14年車)。
先代塗装デザイン復刻塗装車をもう1台。この塗装デザインの車両にはメーカーエンブレムの取り付けは行われていません。

旭川230あ2016.QKG-MP38FM(16年車)。
2016年に導入した「アーバス」塗装の三菱ふそうMP。今のところ自社発注ノンステップ車は2016年導入が最後となっています。

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