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佐世保駅前で見た西肥バス2018(その3)

9月の祝日に佐世保駅前で記録した西肥バスこと西肥自動車のバス画像よせ集め。
最終回となるその3では、記録出来た三菱ふそう車の画像を並べていきます。 



社番:F464.
三菱ふそうの一般乗合車は西工ボディと純正系ボディを並行導入。
まずは西工58MCボディの自社発注車。フロントガラスが左右で大きさが異なるB-Ⅱを採用しています。
ちなみに純正系ボディでは新呉羽ボディのエアロスターKを採用していましたが、さすがに代替で姿を消した模様。
  


社番:F494.
同じく西工ボディですが、96MCは少数派。種別サボ枠が健在です。
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佐世保駅前で見た西肥バス2018(その2)

9月の祝日に佐世保駅前で記録した西肥バスこと西肥自動車のバス画像よせ集め。
今回のその2では、記録出来たUDといすゞ車の画像を並べていきます。 
 
<UD車>
 

社番:N822.
西肥バスではUD車を富士重工と西日本車体を並行採用していますが、今回記録できたのは、西工96MC架装のUAツーステップ車のみ。
UDは国内バス製造・販売から既に撤退しているので部品供給など思うようにならないところもあると伝え聞くだけに、西肥バスからもあっという間に姿を消すのかもしれません。

バスラマ 170号

月の終わりはバス雑誌の感想めいたもので〆。ブログを始めてから、長く続けているルーチンワークとなっています。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル170号』です。
 
今号の特集は、10月刊行号恒例となる「最新バス機器・用品ガイド」。事業者向け商材が数多く掲載されるところに、バスラマが他の趣味誌と異なる位置にあることを毎度実感します。
 
レポートは、早くも改良が加えられた新型トヨタコースターの開発者インタビュー、京都のプリンセスラインに在籍する中国製大型電気バスK9の3年間の運行実績について、そして各社で行われた安全運転コンテストを紹介した3つを掲載。
やはり小生的に気になるのは電気バスの運行実績です。京都急行バスからプリンセスラインに社名変更していたことを知らなかったということはさておき、プリンセスラインでは「電気バスの1日当たりの走行距離は約150km 」で「累計走行距離は80,200~95,000km、平均で87,000km 」とのこと。電池寿命や、電気料金を考慮した深夜電力の活用など「充電のタイミングを考慮しなければならない 」ことから、ディーゼルバスのほうが「圧倒的に扱いやすい 」という本音も出ていますが、「電気バスのランニングコストには相当なメリットがある 」とのこと。掲載されている電気バスとディーゼルバスの燃料対比実績表を見れば、納得の数値です。そんなメリットがあるとはいえ、「現状の車両価格では、導入に際して公的な補助金が得られないと一事業者としての導入は難しい 」というのが一番大きな課題かもしれません。
  
このほか、全国各地で開催されたバスの日関連イベントについてはトピックスで紹介しています。

佐世保駅前で見た西肥バス2018(その1)

佐世保へ出かけたものの雨に降られて散々だったということを5月に書きましたが、9月の祝日にリベンジ旅行。幸い天候にも恵まれ、気の早い佐世保市営バスのお名残乗車もすることが出来ました。佐世保市営バスについては、バス趣味誌で今後取り上げられるはず・・・。
というわけで佐世保市営バスの路線を引き継ぐことになる西肥バスこと西肥自動車のバス画像よせ集めを3回にわたって更新していきます。今回のその1では、記録出来た日野車の画像を並べていきます。

<日野車>


社番:H189.
1つ目のブログで西肥バスの画像よせ集めを更新したのは2012年。車両代替は着実に進んでいるものの、まだまだツーステップの車両も第一線で運用に入っています。まずは中扉折戸仕様の自社発注ツーステップ車。行先表示はもともと幕式で登場していますが、現在はLED表示器を装備。側面のLED表示器取り付け改造の際に、あわせてサッシの交換を行っていますが、銀サッシを取り付けているため目立ちます。
ちなみに西肥バスは佐賀県にも営業所をもつため、登録番号変更をともなう営業所間異動もしばしば。画像の車両もそんな1台で、自社発注のU規制車ですが佐世保200かナンバーとなっています。



社番:H202. 
同年式車ですが、こちらは佐世保22かナンバー。

BJハンドブックシリーズ S99

バスに関する書籍を買ったら、感想めいたものをブログに書くシリーズ。
今回は9月刊行の『BJハンドブックシリーズS99 小湊バス 九十九里バス』です。

  

千葉200か1617.PB-RM360GAN(06年車)。2018年7月記録。
 
深い資本関係を持つ小湊鐡道と九十九里鐡道の2事業者がセットでBJハンドブックシリーズに初登場した本作。バス趣味誌で深く取り上げられた機会は両事業者とも少ない印象です。直近では小生の覚えているところで、小湊鐡道が2014年刊行の『バスラマインターナショナル 144号』の事業者訪問、九十九里鐡道が編集をBJエディターズが担当した2009年刊行の『僕たちの大好きな鉄バスたち』あたりとなるのでしょうか。本作の掲載事業者はタイトル通り小湊鐡道のバスと九十九里鐡道のバスのみで、2018年6月1日現在の在籍車両をもとに編集しています。
  
内容は、車両編・歴史編・紀行編というおなじみの3部構成。「終点の構図」は九十九里鐡道の本須賀。紀行編は「初夏の房総 里歩き・街歩き」と題し、小湊鐡道エリアを2日間かけた乗り歩きルポとなっています。
 
車両編掲載の現有車両一覧表を見ると、サイクルに差があるとはいえ古参車代替は着実に進んでいます。小湊鐡道は高速車の代替を特に進めており、最古参でもKL規制車という状況。側面に「こみなと」の貼り文字がある高速車両も少なくなっています。さすがに一般乗合車の代替サイクルは高速車ほどではありませんが、新車導入→長南へ押し出しという形で低床化が進み、多数在籍していた富士重工ボディ車両も少なくなりました。九十九里鐡道も小湊鉄道からの移籍車両を中心に若返りを進め、一般乗合車では西武バスから大型ノンステップ移籍車を導入しています。他社からの移籍車導入が今後続くのか気になるところです。

歴史編は小湊鐡道の分量多目で掲載。小生は小湊鐡道のバス事業がどのように発展していったのか過程がよく分からなかったので、たいへん勉強になりました。

感想めいたものはこのくらいにして、小生手持ち画像を中心に並べていきます。なお、本文中の「斜字 」部分は本作からの引用部分、型式・年式は掲載の現有車両一覧表を参照しました。

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