既に1つ目のブログでも取り上げていますが、やはり地元のバス事業者ですから大きめ画
像のブログでも取り上げないわけにはいけません。ということで、京王バス南「南大沢営業
所」所属車両の画像よせ集めになります。地元とはいえ、さすがに南大沢支所時代は居住
していませんので分社後の画像が中心になります。
京王バス南は旧称を「南大沢京王バス」といい、その名の通り南大沢周辺の路線を京王電
鉄直営時代に分社した事業者になります。近年は八王子営業所からの路線移管やリムジ
ンバスへの進出と、人材育成の成果でしょうか?業容拡大傾向にあります。2008年には多
摩営業所を開設し、今後は京王電鉄バス多摩営業所からの路線移管を進めていく模様。
なお、本エントリ内の型式・年式は下記を参照しました。
『BJニューハンドブックスNo.27 京王電鉄 京王バス 西東京バス』(1999),
BJエディターズ
『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄バス・西東京バス』(2007),BJエディターズ
社番:M19222.U-LV324L(92年車)。
まずは最近まで活躍していた車両から。
南大沢の京王バスといえば、92年の支所開設にあわせて大量配属された機械式AT車の
LV324L。長らく主力として活躍していましたが、2006年頃までに大部分が引退しました。
今でもそうですが、どうも南大沢には引退間近の古参車が転籍して最後の活躍をすること
が多く、一時期はキュービックも在籍していました。とはいえ、多摩美大系統で運用している
1度きりしか乗車機会はありませんでしたが。
社番:M49541.U-JP211NTN(95年車)。
95年に大量導入されたワンステップバスのJP。京王帝都電鉄では久々に導入されたUD車
で、以後蜜月関係が続くことになる記念すべき型式ともいえます。
京王バス南には画像の富士ボディだけでなく、区内営業所から転籍してきた西工ボディも活
躍していました。
M49607.KC-RN210CSN(96年車)。
96年は京王帝都電鉄からの要望で開発されたRNが導入されました。その見た目から
マニアなどからチョロQなどとも呼ばれています。京王電鉄バスグループを代表する型
式ともいえ、当然バス南でも閑散路線を中心に活躍中。画像の車両は京王電鉄バスグ
ループの路線車では数少ないフォグランプ付きの1台。
M49639.KC-JP250NTN(96年車)。
96年は引き続きJPワンステも導入されました。京王バス南には支所時代からの生え抜
き車は少なく、八王子からの路線移管や古参車代替で転籍してきたものがほとんど。
登場から12年、自動車Nox・PM法もあり2008年から廃車が進んでいます。とはいえ、
引退間近にもかかわらず今頃になっても京王バス南に転籍する車両も見られるのはバ
ス南の定めなのかもしれません。
M49606.KC-JP250NTN(96年車)。
96年車にも都区内からの転籍した西工ボディが在籍していました。こちらは最近見かけ
ませんのでどうやら引退した模様。95年車は栃木の関東自動車など移籍車として活躍
事例があるだけに、新天地での活躍を期待したいところ。
M49708.KC-RN210CSN(97年車)。
97年は前面に丸みを帯びた京王特注顔で製造されたRNのみ大量導入されました。
閑散路線対策とはいえ、RNで3扉の大型車などを代替したのですから困ったものです。
営業所によっては厄介扱いされている車両も見られますが、ベットタウンの定め日中の
繁閑差が激しい京王バス南では桜84や八92・八93、南63・南64などでメインとして
活躍しています。
M79783.KC-RN210CSN(97年車)。
RNも京王バス南での生え抜き車は少なく、ほとんどが転籍車。そのため電鉄バスカラーと
画像のバスカラー2種類とも在籍しています。また、バックカメラを装備した車両も在籍。
M49828.KC-RM211GSN(98年車)。
引き続きUDとの蜜月が続いた98年。RNとともに、京王顔のRMワンステも導入。八王子
営業所に配属されたRMは路線移管とともにバス南に転籍してきました。
京王バス南では小仏やめじろ台方面の路線で活躍している姿を割と見かけます。
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