船橋バス

小生がバス趣味を始めてから、いくつかの事業者が分社や統合・移管によって姿を消し
ていきました。今回は２００７年９月３０日で運行を終了した「船橋バス」の画像よせ集めに
なります。

船橋バスは船橋駅と船橋グリーンハイツを結ぶ路線のみ営業していました。沿線は新京
成電鉄のバス路線に囲まれ、設立時の事情が分からないと「なぜ独立した事業者が営業
しているのか？」不思議な存在でした。このあたりについてはｗｉｋｉ等におまかせするとして
詳細は省略しますが、船橋バスと船橋新京成バスの合併によりグリーンハイツ開発時か
らの懸案事項であった新京成による路線バス運行が紆余曲折を経て実現したことになり
ました。


























社番：Ｆ－１３２．
船橋バス末期の導入となったエルガワンステ。この頃の導入はノンステ・中型・ワンステと
バラバラでした。このため塗装デザインは同じながら、カラーが異なるカラフルな状況。
現在は妙に太い「ＦＵＮＡＢＡＳＨＩ ＢＵＳ」ロゴを消した姿で船橋新京成バスに移籍し活躍し
ています。旧塗装に船橋色、習志野色と様々な塗装が活躍する船橋新京成バスの塗装パ
ターン増加に貢献しています。

バス画像よせ集めの名の通り、あえてリヤからの画像のみというのが拙ブログならでは。

Ｆ－１３１．ＰＡ－ＬＲ２３４Ｊ１（０６年車）※。
中型ノンステは帯に黄色が入った塗装でした。こちらは早々に船橋新京成バスカラーに
塗り変わっており、現在では見ることが出来ません。



























Ｆ－１３０．ＫＬ－ＬＶ２８０Ｌ１改（０３年車）※。
帯に水色はノンステ。
エルガとなってから塗装デザインが大きく変わりました。



























Ｆ－１２８．
こちらがエルガ導入前の船橋バス標準カラー。この車両からワンステ等低床車の導入が
開始されました。ちなみに登場当初は方向幕でしたが、移籍を見越してか？船橋バス末期
にＬＥＤ改造されました。




























Ｆ－１２７．
ツーステップのＬＶ。こちらは最後まで方向幕で残り、船橋新京成バスに移籍されず。
車内は首都圏の住宅地メインの路線バスに珍しく、網棚の装備がありました。



































Ｆ－１２７．
リヤは新京成グループのバスらしく、大型の行先表示を装備していました。



































船橋グリーンハイツ内のバス停から。船橋バスはかつて「旅客限定」で運行を行っており、
その頃の表示が残るだるまポール。

船橋新京成バス移管後はバス共通カードの使用が可能となり、現在ではＰＡＳＭＯの使用
も出来るようになりました。船橋バス末期でも１０００円札の両替は運転士さん経由だった頃
からすると、随分とサービスアップが図られた感。

なお※部の型式・年式は、『年鑑バスラマ』各号掲載の「ノンステップバス事業者別累計」を
参照しています。