こちらのブログでは遅まきながら、2011年1回目の更新です。大ネタなどが無い
限り、月1回更新するかしないかといった程度でとりあえず続けてみる予定です。
月1回の更新ネタが「右斜め後からの1枚」というのもどうかと思いますが、反響も
無いブログですのでこの程度の扱い。
表題通りバス車両を右斜め後から記録したものを並べるというチンケな企画です。
社番:A0-531.2010年12月立川駅前曙橋交差点で記録。
西武バスに登場したLKG規制のAPノンステップ車。ツーステップ車や初期型ノン
ステップ車の代替により登場しました。ワンステップ車ベースのノンステップバスと
いうことで、側面窓の縦寸法がノンステップ部の床にあわせた部分からとなり、かな
り大きなものになっています。
西武バスで納入先メーカーはUDながら三菱ふそうと同じボディの乗合車がまた見
られるようになったのも、両社のバス事業統合計画による為。30年近く富士ボディ
天国だった西武バスですが、埼玉ではいすゞ車を見かけることの方が多くなり、都
内ではPKG規制車からワンステップ車を中心にMFBM製ボディのAPを見かける
ようになりと、ここ数年の変化に驚くばかりです。
社番:A0-531.2010年12月立川駅前曙橋交差点で記録。
左斜め前から見ると、前中扉間と中扉より後部の側面窓下辺が異なる異様さが目
立ちます。川崎鶴見臨港バスのように中扉より後部の側面窓下部を黒く塗れば、
もう少し見栄えがすると思うのですが。
ちなみにLKG規制のMP(AP)、ATと馬鹿にしていましたが、実際に乗ってみると
初期型ノンステップバスとは雲泥の差。タイミングが異なるので運転に慣れも必要
そうですが、慢性渋滞状態の立川駅前では運転疲労軽減につながるようにも感じ
ました。ご存知のようにUDと三菱ふそうのバス事業統合計画は白紙となり、UDへ
のOEM製造は既に中止となっています。西武バスでは少数派となるであろうMF
BM製ボディの車両で、とりわけ異端的存在のLKG規制車。西武バスで短命に終
わるかどうかは、今後の燃費とメンテナンスコスト次第でしょうか。
閑話休題。
ノンステップバス登場から10年以上。当初はノンステップバスをアピールするため
独自塗装を施すなど、趣向を凝らした事業者も多く見られました。
社番:A4-7.2010年12月立川駅前曙橋交差点で記録。
西武バスでは西武ライオンズのマスコットマークである「レオ」でアピールしていまし
た。独自塗装に比べると簡単なものですが、特筆すべきは「レオ」の向き。
顔の向きを進行方向にあわせ、右側面は右向きのレオ、正面は前向きのレオ、左
側面は左向きのレオとしていました。
残念ながら徐々に簡素化され、顔の向きは1種類となり、いつのまにか無くなって
しまいました。グループに絶大な影響力を持った総帥が去ったことで、「レオ」マー
クの権利関係も煩雑となったのでしょう。もっともノンステップバスの台数が増え、
わざわざアピールすることでも無くなったということもあるのでしょうが。
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