「右斜め後からの1枚」。
表題通りバス車両を右斜め後から記録したものを並べるというチンケな企画です。
局番:503.2011年1月北九州市若松区折尾4丁目交差点で記録。
北九州市交通局で活躍する富士7EボディのUAツーステップ車。北九州市交通局
は地元企業である西日本車体ボディで導入していますが、少数ながら画像のように
富士重工ボディの車両も在籍しています。3連テールを特徴的と感じてしまうのは都
内居住者の悲しい性。
局番:503.2011年1月北九州市若松区折尾4丁目交差点にて記録。
ということで左斜め前からの画像。4枚折戸の中扉に上部引違側面窓仕様は西鉄
バスに囲まれた故なのでしょうか。
さて、今回並べた北九州市交通局、もともと5市合併前の若松市交通局が運行して
いたものを改称した経緯から、運行エリアは若松区と隣接する区・町という限られた
ものとなっています。市内を走る路線バスのほとんどは西鉄バス北九州のため、市
営バスとしての存廃を巡り、これまで様々な議論を重ねてきたようです。
先ごろ市営バスとしての存続がとりあえず決定し、黒字確保のため凍結してきた車
両代替を今後急ピッチですすめていくことになる模様。北九州市交通局ではこれを
機に一般乗合車の新塗装を発表しました。デザインは貸切車・北九州空港リムジン
バスと同様の色違いで明るい緑色となっています。
局番:604.2011年1月北九州市若松区折尾駅前にて記録。
既存車両もボディ再生にあわせて新塗装への塗り替えが進んでいました。見たとこ
ろ画像の初度登録94年車以降が対象となってるようで、大部分の富士ボディ車は
代替されていくようです。ただ、車両代替は中古車も考慮していくとあることから、減
るであろう富士ボディ車が逆に増えていく可能性もありそうです。もっとも西工ボディ
自体が製造を中止した今、どちらのボディとも珍しい存在となる日もそんなに先では
ないのかもしれません。
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