バスに関連する書籍の感想めいたものを書くエントリも1つ目のブログからお引越し、ということで今月発売のバスマガジンの掲載内容まとめ。あの事業者の特集掲載は何号だったかな?ということをのちのち調べるかもしれない、ただそれだけのために更新している小生的メモ帳更新です。奇数月の発売はバスマガこと、『バスマガジン 87号』です。
感想めいたものは書かないとしながら、『バスマガジン』最新号の掲載内容と前号の予告内容をチェックするのは欠かせません。
次号予告は、「あのサウンドをもう1度聴きたい!!もうカウントダウンか・・・!?V8キュービックを追う」、「ダブルデッカーだけじゃない!?実は日本でこんなに走っていたスカニアのバス」、「満を持して堂々の登場!!ヒュンダイ・ユニバースのAT車に初試乗!!」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.86『岩手県北バス』」、「都道府県穂別地域別路線バス全方位レポート『山口県』」(※原文ママ)ほかとなっていました。
実際に掲載されたのは、「いまも現役のKC-LV280と380 いすゞのハイパワー伝説『キュービック・V8車伝説!!』」のみ。さらに連載のバス会社潜入レポートは岩手県北バスではなく東海バスグループ、都道府県別・地域別路線バス全方位レポートは山梨県。ここまで盛大な予告詐欺は久々です。もっともバス会社潜入レポートは真冬に岩手県の事業者を取材出来るわけがないと思っていたので想定内でしたが。都道府県地域別路線バス全方位レポートはもう予告しないほうが良いレベルです。
カラーページはヒュンダイ・どらなび・ウィラーにオノエンスターを販売するオノエンジリアニングといつも変わらぬパブ記事ばかりが目立つなか、久々にマニア向け記事だったのが、「いまも現役のKC-LV280と380 いすゞのハイパワー伝説『キュービック・V8車伝説!!』」。現役で運行中のKC規制車なLV路線車をいくつか紹介しています。
社番:J717.2017年12月に記録したものを再掲。
KC規制車で現役のLV380でパッと思いつくのは、立川バスとなるのは多摩地域住民だから。某グラフィック案件と判断されたのか、今回の記事では取り上げられていませんでした。
首都圏をはじめとした自動車NOx・PM法の対策地域内ではいすゞLVに限らずKC規制車のほとんどが車検を継続して取得できないため姿を消していきました。地方に移籍した車両も経年から代替が始まっている状況ですので、KC規制車以前の車型・モデルを取り上げていけば面白い記事になるのではないでしょうか。
バス会社潜入レポートは「東海バスグループ」。潜入レポートで取り上げられたのは2009年11月刊行の38号以来、2度目の登場。前号ではバスマガ信越支局という謎の組織に属する方が執筆を担当していましたが、今号は再びBJエディターズの加藤氏が担当しています。ちなみにハンドブックシリーズでは2016年に『BJハンドブックシリーズS94 箱根登山バス 東海バス』で取り上げられています。
在籍車両は2009年時点と比べると大変化といえますが、2016年時点と比べればそれなりという感。箱根登山バスはもちろん小田急グループの神奈川中央交通や小田急バスからの移籍車が目立つのが特徴です。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「山梨県」。以前のシリーズで山梨県をとりあげたのは、2012年1月刊行の51号以来となります。2012年から2018年の間に富士急行は富士急山梨バスに全面移管し、山梨交通関連会社による廃止代替バス運行事業者は合併などで山交タウンコーチに一本化するなどの動きが見られます。注目事業者の車両一覧表は「山梨交通」と「山交タウンコーチ」の路線登録車を掲載しています。来月刊行の『バスラマインターナショナル』が事業者訪問で「山梨交通」を取り上げる予定なので、タイミングが悪いというかなんというか。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は運賃支払い方式について取り上げています。今号からバスの車内機器の歴史を取り上げた「バス用品探訪」が連載スタート。第1回目は小田原機器が製造してきた運賃箱を中心に紹介。このほかコミュニティバスを紹介する「コミュバス コミュニティ」という連載もスタートしていますが、今後調べることが無さそうな内容なので、そのほかの連載記事同様割愛させていただきます。
次号予告は、「リベットとパネルの過渡期を過ごしたボディ。いまも現役!!富士重工製ボディ6E(16型E)に乗る!!」、「新型車試乗!!今号こそ(!?)乗り倒す・・・ヒュンダイ・ユニバースのAT車に超期待!!」、「バス用品探訪 第2回 案内装置」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.88『近鉄バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『山口県』」ほかとなっています。潜入レポートで本当に近鉄バスが取り上げられるのであれば、バスラマでご無沙汰、BJハンドブックシリーズ未刊行なだけに資料的価値がありそうなんですが。都道府県別地域別路線バス全方位レポートは・・・。
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