『バスグラフィック Ｖｏｌ．３５』の熊本特集で未掲載だった車両で、おそらくここ２年くらいの間に姿を消したであろう古参車両の画像よせ集め企画。今回のその２は熊本バス編です。
なお、あくまでも『バスグラフィック Ｖｏｌ．３５』未掲載だった車両ということで、実際に廃車となっていない可能性があることをあらかじめおことわりさせていただきます。
熊本２２か２１３４．２０１６年３月に記録。
県内他社に比べると、最近までＰ規制車の古参車が多く在籍していた熊本バス。２０１３年からのＪＰノンステップ移籍車大量導入で低床化と古参車代替が進みました。
遅くまで残っていたＰ規制車のＨＴですが、さすがに引退した模様。まずは日野純正ボディのＨＴ。画像の車両は９０年代後半の短い期間採用した直線主体の塗装デザインに塗り替えられていました。
熊本２２か２３７９．２０１７年６月に記録。
同じく日野純正ボディのＨＴですが、こちらは２０００年代から採用した曲線主体の塗装デザインに塗り替えられた車両。
熊本２２か２４０８．２０１７年６月記録。
純正ボディと並行して西工ボディも採用しています。結構な台数が在籍していた西工５８ＭＣですが、近年の代替で随分少なくなりました。
熊本２２か２５２８．２０１７年４月記録。
貸切兼用の三菱ふそうエアロバススタンダードデッカーもどうやら姿を消した模様。使い勝手は実際のところどうだったのか気になるところですが、長距離路線にはありがたい仕様でした。
熊本２２か２５４８．２０１７年７月記録。
いすゞ車の導入が多い熊本バスですが、純正ボディのキュービックはＵ規制車となってから登場。少数派だったこともあり、熊本バスから姿を消した模様。
熊本２２か２９５０．２０１６年１月記録。
窓下の黄色ラインが目印の中扉にリフトを装備した西工ボディないすゞＬＶ。
１月撮影後まもなくして、中扉部のリフトの使用を中止した模様。２０１６年３月に見たときは、黄色ラインを消した状態で運用に入っていました。
熊本２００か４０３．２０１６年３月記録。
移籍車では、遠州鉄道からまとまった台数移籍した三菱ふそうＭＰがどうやら全車引退したようです。中扉４枚折戸仕様や、長距離路線に対応した立派なシートの内装、おまけに後面の行先表示が遠州鉄道時代から無いことなど、いろいろと熊本バスにぴったりな仕様でしたが、低床化の流れには逆らえず。
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