熊本へ年に何度も出かけている小生ですが、ブログの更新ネタにするのは約1年ぶり。
「熊本で見たバス2019上半期」と題し、2018年以降に導入した車両を中心に、小生的にやっと見ることが出来た車両の画像を並べていく自己満足企画をスタートしていきます。
今回のその1では、西鉄運行便の「ひのくに号」に久々となるS型ボディ車や、九州産交バスグループの特急バス・高速バス車両画像を並べていきます。
<西日本鉄道>
社番:3713.KL-MS86MP(02年車)※1。
都市間高速バスに新塗装デザインとなる「ハーモニー」カラー車両が登場し、計画に沿った車両代替を行っている西鉄の高速バス。そんな今春、「ひのくに号」に西工S型ボディの高速車運用が復活。新路線開業にともなう車両のやりくり上、古参の西工S型ボディを運用に引っ張り出さなければならない状況になったとか。
10年くらい前なら西工S型ボディの「ひのくに号」はあたりまえに走っていた存在ですが、令和の時代に再び見られるようになろうとは思いませんでした。
社番:3909.KL-MS86MP(04年車)※1。
「ひのくに号」の運用に入っている西工S型ボディ車は今回画像を並べた三菱ふそうMSシャーシの2台。ちなみに西鉄では西工S型ボディ架装車を05年まで導入していましたが、ボディデザインから年式よりも古く見えてしまうのが残念なところ。
<九州産交バスグループ>
熊本200か1523.
続いて、九州産交バスグループに2018年以降に登場した特急バス・高速バス車両のうち記録出来た画像を並べていきます。
まずは「あまくさ号」の産交バス運行担当便向けに登場した、直結冷房+3本トランク仕様のいすゞガーラ移籍車。古参車が少なくない「あまくさ号」ですが、さすがに新車を集中投入するわけにもいかない模様。移籍車を導入して少しずつ運用車両の年式を新しくしています。ただ、移籍車の車種はバラバラ、バラエティに富んでいる状況です。
熊本200か1534.
子会社の産交バスは移籍車だけでなく、もちろん新車も導入しています。といっても現代ユニバースですが。現代ユニバースは35から始まる希望番号で登録したり、ごく普通の払い出しナンバーだったりと様々。
熊本200か1587.
高速車はコンスタントに新車を導入していますが、2019年は三菱ふそう車を採用。九州産交バスにMS06が初登場となりました。残念ながらモデルチェンジ後の新マスク車ではありませんが、モデルチェンジ直前に設定された前3本均等サイズのトランクを採用しています。
熊本200か1598.
三菱ふそうMS06は複数台導入しています。
熊本22か3291.KC-MS829P(99年車)※2。
最後に古参車となりますが、KC規制車の三菱ふそうMS。運転席側の中央部にトイレを装備している関係から、扉側のトランクが3本と変則的な造りとなっています。
画像の産交バス籍の車両が2019年4月に復活した熊本と人吉を結ぶ高速バス「ひとよし号」運用車となりました。「ひとよし号」の表記と郷土玩具「きじ馬」のイラストが貼られています。
熊本22か3291.
「ひとよし号」は朝の人吉発と夕方の熊本発の1往復。昼間は熊本空港リムジンバスの運用が組み込まれています。この間合い運用時は「ひとよし号」の表記部分の上に「空港リムジン」と書かれたマグネットシートを貼り付けています。
なお、型式・年式は下記を参照しました。
※1)『BJハンドブックシリーズS81 西鉄バス(高速貸切バス編)』(2013), BJエディターズ
※2)『BJハンドブックシリーズS85 九州産交バス』(2014),BJエディターズ
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