京王バス南といえば旧称南大沢京王バス、その名の通り南大沢地区を分社化した京王
電鉄バスグループの事業者です。営業開始以来八王子営業所の路線を中心に移管を
受け、担当路線を増やしていきました。そして2008年、電鉄バスの多摩営業所からの
路線移管の受け皿となるべく多摩営業所を開設。豊32系統の運行受託などを開始し、
多摩センター駅周辺に進出しました。
今回は京王バス南・多摩営業所のバス画像よせ集めです。
なお、型式・年式はBJエディターズ(2007)『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄
バス・西東京バス』を参照させていただきました。
社番:J49611.KC-JP250NTN(96年車)。
まずは営業開始当初の車両から。
車両代替の関係からか、京王バス南 多摩営業所は96年車のJPが集められ、豊32
系統は一気に代替予定のワンステJPの吹き溜まり状態に・・・。もっとも、次回紹介する
08年車の導入がすぐに始まり、いつの間にかこれらのワンステ車は代替されていました。
社番:J49610.KC-JP250NTN(96年車)。
正面の社番下とリヤガラスに貼られた「緑色のテープ」が京王バス南管理を表している
ようです。リヤの社名表記等は「京王電鉄バス」となったままなので、管理委託車という
形のようです。
社番:J40009.KL-JP252NAN(00年車)。
豊32系統の運行受託とともに、京王電鉄バス・神奈川中央交通共管路線の永65系統など
の運行に加わりました。これらの路線には京王バス南へ転籍した車両で運行しています。
まずは方向幕で入った最終期のJP。
社番:J40201.KL-JP252NAN(02年車)。
ラッピング車も管理委託車となっているようです。スポンサーが豊32系統沿線ですので
妥当ともいえますが。
社番:J30302.KL-MK27HM(03年車)。
着々と運行路線を拡大し、MKノンステも転籍してきたようです。
画像のMKは久々に多摩営業所に配属された三菱ふそう車。当時の京王電鉄バス
グループはCNG車以外、中型幅の10.5mノンステ車が導入のメインでUD・日野に
続き、三菱ふそうも製造を開始したことで導入開始となりました。しかし、リコール事件
の影響で翌年以降しばらく三菱ふそう車は導入見送りとなりました。
バスカラーとなった車両は次回。
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