ブログの更新にHDDに眠らせたままの画像を活用していくシリーズ。
今回は2020年に佐賀駅周辺で記録したバス画像から、佐賀市営バス編その3と題し、12年から13年に導入したノンステップ車の画像を並べていきます。今回並べる画像はほとんど、いすゞLRとなっております。佐賀市営バスのラッピング広告車コレクション2020と思ってご覧いただければ幸いです。
なお、型式・年式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載の「ノンステップバス導入一覧表」を参照しています。
車号:805.SDG-LR290J1(12年車)。
12年導入車から直4エンジン搭載車となります。1月に車号805・806・807の3台、9月に車号811・812・813の3台の計6台を導入しました。ちなみに上半期・下半期に3台ずつ計6台導入するのは前年同様。11~12年にかけて12台の中型ノンステップ車を導入し、在籍車両の低床化が格段に進みました。
まずは1月に導入した車号805。「らいふ薬局」がスポンサーのサガン鳥栖応援ラッピング車となっています。
車号:806.SDG-LR290J1(12年車)。
同じくサガン鳥栖応援ラッピング車となっている車号806。こちらは佐賀市がスポンサーとなっており、シーズン中は後面窓部にホームゲームの直近対戦相手と試合開催日を表示します。
車号:807.SDG-LR290J1(12年車)。
車号807は佐賀市上下水道局のラッピング車となっています。両サイドで全く異なるデザインとなっており、扉側が上水道、運転席側は下水道をPRしています。運転席側の「2020年佐賀からミドリムシの燃料で飛行機を飛ばそう!」という文言がありますが、実際に飛んだのでしょうか。
車号:811.SKG-LR290J1(12年車)。
9月導入の3台は、12年6月より販売を開始した平成27年度燃費基準達成のSKG規制車となりました。中扉窓部に「完全停車後にドアが開きます」の表記が追加となったのもこのあたりからです。ちなみに1月導入車から車号が飛んでいるのは、808・810(「9」は欠番)に佐賀空港リムジン専用車を2台導入しているためです。
画像の車号811は前面・側面・後面に広告掲示枠を装備した標準塗装車となっています。
車号:812.SKG-LR290J1(12年車)。
2台が在籍する「三重津海軍所跡」のラッピング車。現地の写真を多数配したデザインの車号801に対し、画像の車号812はテレビゲームのドット絵風の可愛らしいイラストでPRしています。
車号:813.SKG-LR290J1(12年車)。
車号813は前面・後面に広告掲示枠を装備し、側面は他車で見られる広告掲示枠のサイズより大きなラッピングタイプの広告を取り付けています。前面の広告スポンサーは最寄のバス停が市営バスにある「うえむら病院」、側面と後面の広告スポンサーは佐賀市に本社のある「江崎しろあり」。どうせなら前面の広告掲示枠も揃えればいいのに・・・と無責任に考えてしまうのはマニアの悪いところです。
車号:815.SDG-LR290J1(13年車)。
13年はいすゞLRを3台導入。AT車を導入したのでSDG規制車となります。
13年に導入した3台は、毎年春に開催している「さが桜マラソン」のラッピング車となっています。画像の車号815はランナーをシルエットで表現したイラスト中心のデザイン。かつてはラッピングに開催年や具体的な日時の表記もありましたが、2020年の中止を機にとりやめた模様。
車号:816.SDG-LR290J1(13年車)。
車号816は「RUN!」の文字とランナーのシルエットというデザイン。また、2020年の秋頃から前面に広告掲示枠が取り付けられています。
車号:817.SDG-LR290J1(13年車)。
車号817はサクラのイラストに大きな「さが桜マラソン」のロゴというデザイン。こちらも2020年の秋頃から前面に広告掲示枠を取り付けています。
なお、2021年の「さが桜マラソン」はオンラインで開催するようです。
PR