2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回は九州産交バスグループ編その1として、記録出来た中型乗合車の画像を並べていきます。並べている画像は九州産交バス所属車と地域子会社の産交バス所属車が混在していることをあらかじめ御理解・御了承願いします。
なお、型式・年式は「九州産交バスグループ 所有車両一覧表」『バスマガジン72号』(2015),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
熊本200か108.KK-RR1JJGA(01年車)。
まずは後面に行先表示が無く、側面サッシ窓仕様の日野RRツーステップ車。
型式を参照した「バスマガジン」によれば、元々は産交バスの小国に配属されていた車
両とのこと。
熊本200か576.U-RM210GAN(95年車)。
富士8Eボディで側面引き違い窓で前後扉仕様のRMツーステップ車は大阪の水間鉄道からの移籍車。水間鉄道のバス事業は比較的小規模ですが、九州産交バスグループには短い時期に路線車・特定車などが移籍して来ました。
熊本200か730.KC-RJ1JJAA(96年車)。
川崎市交通局からまとまった台数が移籍した日野RJツーステップ車。行先表示は移籍時にLED式に取り替えられていますが、側面行先表示機位置の移設は行っていません。
熊本200か841.KC-RR1JJAA(98年車)。
こちらは名古屋市交通局からの日野RRツーステップ移籍車。まとまった台数が在籍していますが、改造業者の違いからか側面行先表示取り付け方法にバリエーションが見られます。
この車両は行先表示器下に小さな開閉ガラスを設置しています。
熊本200か841.KC-RR1JJAA(98年車)。
こちらの車両は、行先表示器下の開閉ガラスが大きいタイプとなっています。
熊本200か915.KC-RM211GSN改(98年車)。
熊本200か927.KC-RM211GSN改(98年車)。
京王電鉄バスグループから移籍した富士8EボディのRMワンステップ車。丸みを帯びたフロントマスクは、当時の京王帝都電鉄が7mサイズのRNで採用した特別仕様のもので、98年に導入したRMにも採用しました。
京王顔のRMワンステップ車は、まとまった台数が九州産交バスグループに移籍しました。上下で車両が異なり失礼します。
熊本200か1012.KK-MK23HJ(99年車)。
神奈川中央交通からのMKツーステップ移籍車もまとまった台数が在籍しています。神奈川中央交通時代は銀色サッシでしたが、移籍時にわざわざ黒色に塗り上げた模様。また、神奈川中央交通の特徴的仕様である正面運賃支払窓や側面出入口表示幕、前扉の新ステップなどは全て撤去しています。
熊本200か1051.KK-LR233J1改(02年車)。
熊本200か1052.KK-LR233J1(02年車)。
このあたりから、いすゞエルガミオの移籍車がやってくるようになります。川崎鶴見臨港バスから3台が移籍したワンステップ車を2台ほど。
熊本200か1224.
9mサイズの日野HRは東急バスからの移籍車。側面行先表示は中扉の後窓部に移設改造しています。
熊本200か1288.
こちらは立川バスから移籍のいすゞLRワンステップ車。側面行先表示機はもともと中扉の後の窓部に設置しています。
熊本200か1303.
デンソーエアコンを装備したいすゞLRワンステップ車は神奈川中央交通からの移籍車。神奈川中央交通の外観的に特徴的な仕様はMK同様無くなっています。
熊本20か1309.
一般乗合車では久々の自社発注新車となった日野KRノンステップ車。九州産交バスグループに日野KRがようやく登場しました。
熊本200か1312.
神奈川中央交通から移籍したいすゞLRワンステップ車。
熊本200か1440.
中扉に明かり窓を装備した三菱ふそうMKノンステップ車は相鉄バスからの移籍車。
側面行先表示機の移設は行っていないので、相鉄バス時代と変わらぬ前扉直後の窓部に設置しています。
熊本200か1544.
前面ナンバープレートの取り付け位置に特徴があるRMノンステップ車は東急バスからの移籍車。こちらも側面行先表示機の移設改造は行っていません。
PR