2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
九州産交バスグループ編その4では、モデルチェンジしたセレガが登場した熊本200か444から熊本200か800番台までの記録できた都市間高速車の画像を並べていきます。
並べている画像は九州産交バス所属車と地域子会社の産交バス所属車が混在していることをあらかじめ御理解・御了承願いします。
なお、型式・年式は「九州産交バスグループ 所有車両一覧表」『バスマガジン72号』(2015),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
熊本200か444.ADG-RU1ESAA(05年車)。
ジェイ・バス製造の日野セレガ/いすゞガーラは05年にモデルチェンジしました。九州産交バスは販売開始から間もなくして、折戸+4列シートの後部トイレ付仕様の高速バスを導入しました。全ての側面窓が開閉出来るよう、日野セレガの特徴でもあるJピラーは装備していません。
熊本200か467.ADG-RU1ESAA(06年車)。
翌06年には、独立3列シートでトランク部に仮眠室を装備している日野セレガのスーパーハイデッカーを導入。側面固定窓だとJピラーを取り付けるようです。
導入後は都市間夜行高速路線中心の運用でしたが、現在は宮崎行「なんぷう号」からの宮崎~福岡間高速バス「フェニックス号」の運用がメインとなっているようです。都市間夜行高速バスといえばスーパーハイデッカーが当たり前だった時代も遠くなりつつあります。
熊本200か491.PKG-RU1ESAA(06年車)。
06年導入の途中からPKG規制車となります。4列シートのトイレ付ハイデッカー。
熊本200か492.PKG-RU1ESAA(06年車)。
同じく06年導入のハイデッカー。
熊本200か599.PKG-RU1ESAA(08年車)。
こちらは08年導入の日野セレガ高速車。フロントガラス下にカスタマイズと思しき小さな日野エンブレムがワンポイントとなっています。
熊本200か668.PKG-RU1ESAA(09年車)。
高速車に日野セレガの導入が続きますが、09年に導入したこのあたりの車両から側面の「Kyu San Ko」ロゴ位置がボディ後方に変更。高速車にも増えてきたラッピング広告貼り付けに対応したのでしょう。
熊本200か669.PKG-RU1ESAA(09年車)。
熊本200か670.PKG-RU1ESAA(09年車)。
09年は4列シート+後部トイレ付ハイデッカーを複数台導入しました。
熊本200か707.PKG-RU1ESAA(09年車)。
09年はさらに独立3列シートでスイング扉+側面固定窓仕様、トランク部に仮眠室を装備した日野セレガも導入しました。側面固定窓なのでJピラーを装着しています。夜行車もハイデッカーが中心となりました。この車両も宮崎行「なんぷう号」の運用に入っていました。
熊本200か731.PKG-RU1ESAA(09年車)。
そして09年に導入した4列シートの日野セレガ。後面側からの画像だけで失礼します。
熊本200か784.BKG-MS96JP(10年車)。
日野セレガの導入が続くなか、久々に三菱ふそうの高速車が2010年に登場。モデルチェンジしたエアロエースで、床下にクーラー機器を装備した2本トランク、4列シートの後部トイレ付仕様です。九州産交バスでこの手の高速車は扉を折戸で導入しますが、エアロエースは2021年まで折戸の設定が無かったため、スイング扉を採用しています。
熊本200か788.PKG-RU1ESAA(10年車)。
こちらはスイング扉+側面固定窓で3列シート仕様の日野セレガ。床下に仮眠室は無く、3列シートで運行している昼行高速路線向け車両です。この日は宮崎行「なんぷう号」の運用に入っていました。
熊本200か806.BKG-MS96JP(10年車)。
エアロエースな三菱ふそうMS高速車は10年に複数台導入しました。
熊本200か866.LKG-MS96VP(11年車)。
翌11年にも三菱ふそうMSを導入。11年導入車は側面固定窓の3列シート車で、屋根上直結クーラーを採用しました。中間部にトイレを装備している関係で、トランクはやや変則的な配置となっています。後面側からの画像のみで失礼します。
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