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富田林駅前で見た金剛バス2021(その1)

2021年11月に大阪の富田林へ出かけました。目的は金剛バスに1台在籍するノンステップバスに乗るため。結局ノンステップバスは滞在時間中に富田林駅にやってこず、さらにはMFBMボディの車両もこず、西工96MCオンリーという小生的にはなんとも微妙な結果でした。微妙な結果でもブログの更新ネタにしなければ!ということで富田林駅前で記録した金剛バスこと金剛自動車の画像よせ集め。今回のその1では、記録できた2004年・2005年に導入した車両の画像を並べていきます。

なお、2004年・2005年に導入した車両はすべて西工ボディの三菱ふそうMPワンステップ車なので、見た目同じ画像が並ぶだけになることをあらかじめおことわりしておきます。※ちなみに2020年もほぼ同じ内容で更新しています。


和泉230あ1601.
大阪の河内地域で乗合自動車(バス)・乗用自動車(タクシー)事業を行う金剛自動車。路線バスは近鉄の富田林駅・喜志駅・上ノ太子駅を起点に駅周辺の住宅地をはじめ、山間部の集落への路線を運行しています。
金剛バスは裾部にモールを取り付けるなどこだわり満載な仕様を採用しています。在籍車両は大型ワンステップ車が多数を占め、大型ノンステップ車と中型ワンステップ車がそれぞれ1台だけという極端な陣容となっています。
まずは2004年に導入した西工ボディの三菱ふそうMPワンステップ車。金剛バスは2003年からU・KC規制のツーステップ車の代替をスタートします。03年導入車は1台のみで、新車導入を本格的に開始したのは04年からとなります。04年導入車は導入時期によりシート配列が異なり、画像の初期導入車は後部三方向シートを採用しています。


和泉230あ1603.
04年の後期導入車から、後部の扉側は横向きシート・運転席側は前向きのシートが並ぶ変則的な配列に変更しました。非常口前の窓部に前向きシートの背もたれが写っているので推測していただければ幸いです。


和泉230い1702.
まとまった台数が在籍している05年導入車。04年同様、西工ボディの三菱ふそうMPを採用していますが、導入時期により細かい仕様差が見られます。04年初期導入車は丸型の後退灯と後部にベンチレーターを装備しています。また、ベンチレーターの向きは04年導入車と逆向きに変更しています。


和泉230い1703.
中期導入車にあたる1703から角型の後退灯に変更しました。後部にはベンチレーターを装備しています。
導入から15年以上経過していることもありボディは部分的な補修を繰り返している模様。画像の車両は薄い緑色の色調がところどころで異なっています。


和泉230い1706.
記録できた画像から、この車両まで後部にベンチレーターを装備していることが分かりました。


和泉230い1708.
後部ベンチレーターが無い1708。これまでベンチレーターがあった部分に塞いだような厚みのある部材が見られるのですが、分かりにくい画像しか記録できなかったのが残念でなりません。ちなみに車内の天井は開口部を塞いだような痕跡は無いので、製造途中で急遽取り付けをやめたのか、なんともナゾな車両です。


和泉230い1709.
後部ベンチレーターが無くなった後期導入車。塞いだような痕跡もありません。


和泉230あ1710.
参考までに後期導入車をもう1台。
あとは1707を見ることが出来れば、後部ベンチレーターがどこで装備をやめたのかハッキリ分かるのでしょう。
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