2021年11月に大阪の富田林へ出かけた際に記録した金剛バスこと金剛自動車の画像よせ集め。今回のその2では、記録できた2007年に導入した中型ワンステップ車と2009年・2010年に導入した西工ボディの大型ワンステップ車の画像を並べていきます。
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2007年に1台導入した中型ワンステップ車。西工ボディで揃えたかったからなのか、これまで縁が無かった日産ディーゼル車を初導入しました。PB規制車のRMなので日野製エンジンを搭載し、テールライトはシビリアンと同じものを装備しています。さすがに中型車は後部に横向きシートとならず、ごく普通の前向きシートが並んでいます。
なお、ボディには趣のある書体の「貸切」標記がありますが、金剛バスは2020年に貸切事業を廃止しているので特に意味はもたない模様。路線バスをあらわす青色のマーカーライトを装備しているので、そもそも貸切車でないのかもしれません。
2007年は中型ワンステップ車のほか、久々に純正ボディ架装となった三菱ふそうMPワンステップ車も導入しています。
和泉230あ2101.
2008年に初のノンステップ車として三菱ふそうAAを1台導入しますが、使い勝手などを考慮してなのか翌年以降はワンステップ車を採用します。
2009年は日産ディーゼルのRAワンステップ車を複数台導入。以前も書きましたが、西工ボディと三菱ふそう、どちらを選ぶか?という問いに対する金剛バスの答えを見た感。後面は窓下にハイマウントストップランプを装備し、テールライトは汎用タイプとなっています。
塗装は前年に導入したノンステップ車と同様、両サイドとも中央部にオールドイングリッシュ風書体の「Kongo Bus」ロゴを配したデザインとなり、後部も前向きシートが並ぶ配列となっています。
ちなみに画像の車両は運転席側中央部にラッピング広告を施していますが、広告部にモールがありません。金剛バスの特徴的な装備のモールは取り外し可能とは知りませんでした。
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せっかくなので、記録できたRAワンステップ車画像を並べていきます。
ラッピング広告が無いので、両サイドにモールを取り付けています。
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記録できたRAワンステップ車は2020年と同じ3台だけ。2103は見られず。
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2010年は複数台を新車導入し、西工ボディはRAワンステップ車を1台導入。仕様は見たところ前年導入車と同様の模様。58MCから西工ボディを愛用してきた金剛バスですが、この車両で打ち止めとなりました。
2010年はこのほか、MFBM製ボディのワンステップ車を導入しています。
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