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熊本で見たバス2020-2021(九州産交バスグループ編その5)

2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
九州産交バスグループ編その5では、熊本200か900番台で記録出来た、高速車に採用している「サンライズカラー」のハイデッカー車画像を並べていきます。
並べている画像は九州産交バス所属車と地域子会社の産交バス所属車が混在していることをあらかじめ御理解・御了承願いします。


なお、型式・年式は「九州産交バスグループ 所有車両一覧表」『バスマガジン72号』(2015),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。


熊本200か917.KC-RU3FSDB(99年車)。
九州産交バスは路線車に移籍車を導入してきましたが、2010年代からサンライズカラーのハイデッカーにも移籍車導入を開始しました。このとき導入したハイデッカー移籍車は、「ひのくに号」などの都市間高速路線ではなく、経年高速車や貸切転用車の車両代替が急務となっていた「あまくさ号」向けに産交バス籍で登場しました。
まずは名阪近鉄バスから移籍した日野セレガFD。側面の「Kyu San Ko」ロゴは両サイドとも帯の中央部に鎮座する旧タイプw採用しています。他にも富士急バスや北陸鉄道などから日野セレガの移籍車を導入しましたが、一部は既に車両代替で姿を消しているようです。


熊本200か956.KC-RA531RBM(00年車)。
直結冷房+3本トランク仕様の富士7HDボディなRAは東京空港交通からの移籍車。後面側からの画像のみで失礼します。
九州産交バスに日産ディーゼルの高速車は貸切転用車を中心に在籍していましたが、そのほとんどが車両代替で姿を消しました。


熊本200か962.LDG-RD00(12年車)。
九州産交バスは現代ユニバースを2011年に1台導入し、九州横断バスで運用を開始しました。この1台が好評だったようで、以後継続的に現代ユニバースを導入します。画像は2012年に3台導入したうちの1台で、長らく「阿蘇ジオパーク」のラッピング車となっていた車両。現在はラッピングを剥がしサンライズカラーで「たかもり号」と間合いの「熊本空港リムジンバス」運用を中心に活躍中です。


熊本200か972.QRG-RU1ASCA(12年車)。
「ひのくに号」など九州産交バスの都市間高速バスでオーソドックスな仕様といえる折戸+4列シートの後部トイレ付車は小排気量エンジン搭載車を2012年から採用します。


熊本200か980.QRG-RU1ASCJ(12年車)。
2012年はKL規制車のガーラ以来となる、いすゞブランドの高速車も登場。日野セレガには正面にメッキパーツを装備していますが、いすゞ車には無いのであっさりした印象。


熊本200か990.QRG-RU1ASCA(12年車)。
経年車中心の「あまくさ号」ですが、現行ボディの日野セレガも在籍しています。もともとは「B&Sみやざき」向けに産交バス籍で登場した車両で、パウダールームトイレや全席コンセントなどを装備したことで話題となりました。4列シート車ながらスイング扉を採用しているのも特徴といえるかもしれません。
「B&Sみやざき」向けの新車導入により「あまくさ号」へ転用となり、フラッグシップ車的存在となっています。


熊本200か988.QRG-RU1ASCA(12年車)。
登録番号が前後しますが、後面側はこんな感じです。
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