2020年から2021年に鹿児島市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の南国交通編その1では、記録出来たU・KC・KK規制車の自社発注乗合車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「南国交通 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル94号』(2006),ぽると出版 を参照しました。
鹿児島22き733.U-LV218M改(94年車)。
南国交通は2020・2021年に市営バスから路線移管をうけることになり、新たに関東地方の事業者から移籍車を多数導入しました。この結果低床車の割合が高まりましたが、生え抜きの古参車もまだまだ健在です。
まずはキュービックボディでU規制車のいすゞLV。この頃の南国交通は、中扉4枚折戸+全引違側面窓+エアサスにハイバックシートの内装を標準仕様としているので、座れればかなり快適です。また、南国交通の鹿児島市内路線は相当なアップダウンのあるルートなので、90年代から高出力エンジン搭載車を採用しています。
鹿児島22き737.U-LV218M改(94年車)。
せっかくなので記録出来たキュービックボディないすゞLV94年導入車をもう1枚。前扉横の出口表示下に特徴的な手のイラストの「中乗り」が貼られています。
鹿児島22き863.KC-LV280N(96年車)。
KC規制車となったキュービックボディのいすゞLV。扉側が従来の「N.K.K」ロゴ、運転席側が近年導入の低床車に採用している「Nangoku Kotsu」ロゴとなっている特徴的な1台です。
鹿児島22き873.KC-HU3KMCA(96年車)。
こちらはKC規制車で純正ボディな日野HU。南国交通の日野車は92年導入車から高出力エンジンを採用しています。
鹿児島22き919.KC-HU3KMCA(97年車)。
KC規制車の日野HUの後面側はこんな感じです。
鹿児島22き965.KC-LV280N(97年車)。
97年導入のいすゞLVは西工96MCボディを採用。西工ボディとの縁がこれまでほとんど無かった南国交通が何を思ったのか気になるところです。西工96MCボディ車のフロントバンパー塗りわけは現在2種類あり、画像の車両は銀色に塗っています。
鹿児島22き967.KC-LV280N(97年車)。
こちらはフロントバンパーをボディ裾部にあわせて青色に塗った車両。
鹿児島22き1012.KC-MP717M(98年車)。
97年は西工ボディ車を導入しただけでなく、三菱ふそう車の一般乗合車も導入しました。南国交通は三菱ふそう車を貸切車などで導入しているので、縁が無かったわけではないのですが、一般乗合車は長らく導入していませんでした。
以降、三菱ふそう車の一般乗合車は継続的に導入しており、画像の車両は98年導入車。後面側からの画像のみで失礼します。
鹿児島22き1023.KC-MP717M(99年車)。
99年導入の三菱ふそうMP。南国交通標準仕様といえる、中扉4枚折戸+全引違側面窓+エアサスにハイバックシートの内装となっています。
鹿児島22き1027.KC-LV280N(99年車)。
99年は西工ボディのいすゞLVも導入しています。こちらも後面側からの画像のみで失礼します。
鹿児島200か283.KK-RJ1JJHK改(03年車)。
南国交通の中型車は出水などローカルエリアの営業所を中心に在籍していますが、鹿児島市内路線を担当する車両も少数ですが在籍しています。画像は日野RJワンステップ車で、中扉引戸+側面上部開閉窓仕様となっています。鹿児島市内で南国交通の日野RJを見たのは初めてかもしれません。
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