今年5月に旭川市内で記録したバス画像のよせ集め、「旭川市内で見たバス2022」シリーズ。今回の道北バス編その3では記録出来た一般乗合移籍車から、旭川200か900から1055までの画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「道北バス在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル192号』(2022),ぽると出版 を参照しました。
旭川200か900.KC-MP747K(98年車)。
道北バスは2010年代の早い頃からノンステップバスの移籍車導入を開始し、いつのまにかノンステップ車の導入がメインとなりました。まずは尼崎市営バスから移籍した三菱ふそうMP。屋根の冷房機器は前載せ、前中扉ともグライドスライドという仕様が、いかにもMPの初期型ノンステップバスという感じです。
旭川200か918.KC-MP747K(99年車)。
後面側からの画像だけになりますが、尼崎市営バスから移籍した三菱ふそうMPをもう1台。尼崎市営バスはこの頃廃車をヤフーオークションに直接出品し、売却したことで話題となりました。道北バスが直接落札したわけではないようですが、廃車売却も多様になったもんだと当時思いました。
旭川200か937.KC-UA460HAN改(00年車)。
日産ディーゼルは大型ノンステップバスをZF製ATを搭載したフルフラットタイプのみ販売していましたが、ワンステップバスの駆動系を採用し前中扉間をノンステップとした廉価モデル「簡易型ノンステップバス」の販売を2000年から開始しました。
「簡易型ノンステップバス」の初期ロット車は横浜市営バスと尼崎市営バスに納められましたが、両方の車両が道北バスに移籍しました。中扉に明かり窓を装備した車両は横浜市営バスからの移籍車です。
旭川200か938.KC-UA460HAN改(00年車)。
こちらも横浜市営バスから移籍したUAノンステップ車。厳密に言えば、横浜市営バスの運行委託の受け皿となった横浜交通開発に転籍した車両が道北バスにやってきたようです。
旭川200か940.KL-JP252NAN改(00年車)。
中型幅10.5mサイズのノンステップバスモデルの先陣となったJPも道北バスに移籍しています。フォグランプなどを装備したJPは西東京バスからの移籍車。
旭川200か941.KL-JP252NAN改(00年車)。
フォグ・コーナリングライトなど無いものの中扉に明かり窓を装備したJPは京王電鉄バスからの移籍車です。
旭川200か945.KC-LR333J改(99年車)。
日産ディーゼルの国内新車バス販売事業撤退が理由となったのか、これまで移籍車導入がなかったいすゞ車が初登場。純正ボディのいすゞLRワンステップ車で、小田急バスからワールド自興を経由してやってきた移籍車です。後面側からの画像のみで失礼します。
旭川200か950.KL-HU2PMEE(00年車)。
京浜急行バスから移籍した日野ブルーリボンシティのフルフラットノンステップバス。京浜急行バスが横須賀市の福祉バス「ルシア号」専用車として導入した1台で、シートモケットが横須賀絡みの特注品というレア車です。道北バス移籍後もシートモケットはそのままで運行しています。
旭川200か952.KC-UA460HAN改(00年車)。
尼崎市営バスから移籍した簡易型ノンステップバスの初期ロット車。外観は横浜市営バスと多少違うだけという感じです。車内はモケットをはじめ全然違うんですが。
旭川200か967.KC-UA460HAN改(00年車)。
こちらのUAノンステップ車は正面行先表示横に尼崎市営バス時代の「人にやさしいバス」ステッカーが貼られたままとなっています。
旭川200か1055.KL-LV834L1(02年車)。
後面側からの画像だけですが、いすゞエルガのフルフラットATノンステップバス「type-B」も移籍車で導入しました。複数台が移籍したようですが、道北バスでの活躍は短かった模様。残るは西武バスからの移籍車だけとなっています。
PR