HDDに眠らせたままの画像をかき集めて更新するシリーズ。
今回は2022年に記録した長崎自動車の画像から、ミニバス路線の主力となっている日野RXと、長崎市内と長崎空港を結ぶ「エアポートライナー」の主力となっているいすゞガーラの画像を並べていきます。
社番:9451.
長崎自動車は2000年代前半に、大型・中型バスでの走行が難しかった狭隘・急坂にある住宅地への足として、7mサイズのバスを使用した「ミニバス」路線を相次いで開設しました。この「ミニバス」路線の主力として使われているのが、日野RXとOEM車のいすゞジャーニーJです。定員が29人以下のためバスでいうところの小判ナンバー登録となっており、非常口の装備はありません。また、シートは路線バスでは珍しいビニール貼り仕様となっています。
画像の車両は二本松団地と中心市街地を結ぶミニバス路線「うみかぜ」の運用に入っていた05年導入の日野RX。ミニバス路線向け小型バスの大半は「ココウォーク茂里町」の全面ラッピング車となっており、「うみかぜ」運用時は路線愛称のマグネットを貼って運行しています。
社番:9491.
白色バンパーの日野RXは09年に導入した増備車です。側面窓は素ガラスに変更し室内カーテンを装備しています。09年導入車には乗車出来なかったので車内のシートなど確認出来ませんでした。
社番:9492.2022年5月長崎県長崎市「中央橋」交差点で記録。
09年に導入した日野RXをもう1台。
社番:1594.
長崎自動車は長崎市内と長崎空港を結ぶリムジンバスを長崎県営バスと共同運行しています。長崎空港へのリムジンバスは長いこと長崎県営バス単独で運行してきましたが、長崎自動車は経路などを調整し路線免許を取得。「エアポートライナー」の名で2002年に参入し、長崎県営バスと競合するかたちでスタートしました。2005年から共同運行を開始し、ココウォーク茂里町に県営バス、長崎駅前の県営バスターミナルに長崎自動車の車両が乗り入れるようになりました。
「エアポートライナー」の運行車両はコンスタントな代替を行っており、ジェイ・バス製ボディのいすゞガーラが現在の主力となっています。画像の車両は2015年導入のいすゞガーラ。
社番:1568.
同じく2015年導入のいすゞガーラを後面側から。
現行の白色ベースの「エアポートライナー」塗装は2012年から採用したデザインです。2021年にエアポートライナー車両を使用した快速シャトルバス「プレミアムライナー」、「ながさき観光ルートバス」の運行開始にあわせて、ボディ標記がエアポートライナーから「Nagasaki City Liner」に変更しました。
社番:1740.
2017年導入のいすゞガーラ。「エアポートライナー」は短距離路線ですが、スイング扉・リヤスポイラー装備とそこそこのグレードの車両を採用しています。
社番:1852.
2018年導入のいすゞガーラ。
社番:1853.
2018年導入のいすゞガーラをもう1台。
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