今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2023」シリーズ。
今回の沖縄バス編その3では、記録出来た移籍車の画像を並べていきます。内容は昨年更新したものとほぼ同じで、いわゆるニューエアロスターの画像ばかりになることを、あらかじめおことわりしておきます。
なお、型式・年式は「沖縄本島4事業者 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 150号』(2015),ぽると出版 を参照しました。
沖縄200か878.KC-MP317K(98年車)。
2004年から大型ワンステップ車の新車を導入してきた沖縄バスですが、車両代替のメインは移籍車。とくに神奈川県内事業者からの車両を多く導入しているのが特徴です。
まずは川崎市交通局から移籍したMPワンステップ車。沖縄バスでもKC規制の大型乗合車は古参格となり、今回記録出来たのはこの1台だけでした。
沖縄200か1017.KL-MP35JM(01年車)。
2010年代後半あたりは、神奈川県内事業者からまとまった台数のMPワンステップ車を導入しました。まずは神奈川中央交通からの移籍車。沖縄バスでは神奈川中央交通の特徴的な仕様といえる前面の運賃支払い窓や側面の出入口表示窓を再利用せず、黒色に塗りつぶしています。
沖縄200か1018.KL-MP33JM(01年車)。
中扉4枚折戸仕様でリーフサスのMPワンステップ車は相鉄バスからの移籍車。
ちなみに自社発注車の車椅子対応スロープを装備したワンステップ・ノンステップ車はカタログカラーデザインの塗装を採用していますが、移籍車は車椅子マークがあってもこれまで同様の塗装デザインで登場しています。
沖縄230あ1027.
神奈川中央交通から移籍したMPワンステップ車。
沖縄バスはナンバープレートをたまに希望番号で登録しており、画像の車両はそんな1台です。同年式の移籍車を連番にするため、希望番号を取得したのかもしれません。
沖縄200か1036.KL-MP35JM(01年車)。
こちらは型式・年式を参照したバスラマインターナショナルの「在籍車両一覧」に掲載がある神奈川中央交通からのMPワンステップ移籍車。小田急マテリアルズ仕様となる前に神奈川中央交通が導入した車両なので、屋根には前・中・後3箇所に角型通風機器を載っけています。
沖縄200か1238.
昨年更新したエントリでも画像を並べた神奈川中央交通からのMPワンステップ移籍車。扉側は昨年同様「久留米大学」のラッピングですが、デザインが変わっています。
沖縄200か1291.
こちらも昨年更新したエントリでも画像を並べた神奈川中央交通からのMPワンステップ移籍車。今年も広告ラッピングはありませんでした。
沖縄200か1373.
小田急グループのバス事業者は2002年から可能な範囲で仕様を共通化し、いわゆる小田急マテリアルズ仕様をスタートします。この関係で神奈川中央交通のMPワンステップ車は2004年頃から、丸型の屋根上通風機器を搭載するようになりました。このタイプのMPも沖縄バスに多数移籍しています。
PR