今年４月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス２０２２」シリーズ。
今回の那覇バス編その３では、市外線配置の移籍車で記録出来た「沖縄２００か１２４８」以降の車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『ＢＪハンドブックシリーズＶ１０８ 那覇バス 琉球バス交通』（２０２２），ＢＪエディターズ を参照しました。
沖縄２００か１２４８．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０５年車）。
第一交通産業傘下の那覇バス・琉球バス交通は２０１３年から２０１７年にかけて交付金を活用したノンステップ新車導入を行い、経年ツーステップ車代替を推し進めました。移籍車導入も並行して行っていますが、以前の何でもアリ感は薄れ、京浜急行バスからジェイ・バス製ボディを架装したＰＪ規制車のいすゞＬＶばかり導入する状況となりました。
ということでここから、京浜急行バスから移籍したいすゞＬＶの画像を中心に並べていきます。まずは珍しく何の広告もついていなかったワンステップ車。
沖縄２００か１２５８．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０５年車）。
京浜急行バスから移籍した、いすゞＬＶワンステップ車。扉側は後方に小サイズの広告板掲示枠を装備、運転席側はラッピング広告、沖縄のバス広告は掲示方法を柔軟に対応しています。
沖縄２００か１３３７．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０６年車）。
京浜急行から移籍した、いすゞＬＶワンステップ車。
沖縄２００か１３５７．ＰＪ－ＫＶ２３４Ｌ１（０６年車）。
京浜急行から移籍した同じような車両画像が続きますが、こちらは日野ＫＶワンステップ車。
外観からメーカー判別が困難なＰＪ規制車なので、担当ドライバーさんのカスタマイズによる日野ウィングマーク取り付けが待たれます。
沖縄２００か１４１２．ＰＫ－ＲＰ３６０ＧＡＮ（０６年車）。
京浜急行バスから移籍車をまとめて購入しているためか、ごくたまに少数派だった車種もやってきます。那覇バスに２台だけ在籍している、大型幅９ｍサイズのＲＰワンステップ車。日野製エンジンを搭載したＰＫ規制車で、テールライトはシビリアンタイプ、デンソー製クーラーを装備しています。画像のＲＰは４５番与根線の専属車両となっているようです。
沖縄２００か１４５５．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０７年車）。
京浜急行バスから移籍した、いすゞＬＶワンステップ車。正面の「ＮａｈａＢｕｓ」ロゴが、このあたりの車両からワンステップ車もノンステップ車同様バンパーよりの位置に貼られるようになりました。
沖縄２００か１４５８．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０６年車）。
京浜急行バスから移籍した、いすゞＬＶノンステップ車。緑色の国交省標準仕様ノンステップバスのステッカーが貼られています。
沖縄２００か１４８４．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０７年車）。
京浜急行バスから移籍した、いすゞＬＶワンステップ車。
沖縄２００か１５３０．
ここからＢＪハンドブック刊行後に登場した車両となるので、型式・年式は記載出来ませんのであしからず。２０２０年からのコロナ禍で京浜急行バスは新車導入台数を大幅に減らし、その関係で代替廃車も少なくなりました。このためほぼ京浜急行バスからの移籍車導入を続けていた第一産業交通傘下の２社の代替計画は大幅に狂った模様。
京浜急行バスの代わりとなる移籍車として、横浜市交通局からジェイバス製ボディでＰＪ規制車のノンステップ車をまとまった台数導入しました。屋根上通風機は前部丸型、後部に角型を装備しているのが特徴です。いすゞＬＶ／日野ＫＶどちらも移籍しています。
沖縄２００か１５６３．
コロナ禍による外出制限も落ち着き、京浜急行バスも車両代替を再開。第一交通産業傘下の２社への移籍も再開し、２０２３年にいよいよＰＫＧ規制車のいすゞＬＶノンステップ車が登場しました。中扉下部に装備していた車椅子用スロープが車内収納の折りたたみ式に変更。中扉下部がすっきりしました。
PR
