今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2023」シリーズ。
今回の那覇バス編その5では、市内線配置の移籍車で「沖縄200か620」から「沖縄200か769」までで記録出来た画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV108 那覇バス 琉球バス交通』(2022),BJエディターズ を参照しました。
沖縄200か620.KC-LR333J(96年車)。
第一交通産業傘下の那覇バス・琉球バス交通はコンスタントな新車・移籍車導入により、経年車代替を進めています。基本的には古い順に代替しているようですが、状態が悪い・修理に多額の費用がかかる車両はたとえ低床車でも早期代替対象となる模様。
さて、今回記録できた古参格の市内線移籍車だったのが、画像のいすゞLRツーステップ車でした。東武バスから茨城急行自動車を経て那覇バスに移籍した車両で、富士8Eボディ架装の前後扉仕様車です。市内線運用車両なので、後扉も出口として使用しています。
沖縄バスから路線移管した7番首里城下町線は中型車の運用をメインにしているので、那覇バスターミナル周辺で那覇バスの中型車を見ることが出来ます。
沖縄200か663.KC-LV380N(96年車)。
純正キュービックボディで中扉4枚折戸仕様のN尺LVツーステップ車は京浜急行バスからの移籍車。京浜急行バスでは少数派だった中扉4枚折戸仕様車です。
沖縄200か680.KC-LV380N(96年車)。
同じく京浜急行バスから移籍した純正キュービックボディで中扉4枚折戸仕様のN尺LVツーステップ車。正面行先表示横の「運賃前払い」表示は都内営業所配置だった頃の名残です。市内線は運賃前払い制なので、那覇バスでもそのまま活用しています。
沖縄200か760.KC-LV280L(97年車)。
京浜急行バスから移籍した純正キュービックボディでエアサスのL尺ワンステップ車。車椅子対応のスロープなどの装備が無い単なるワンステップ車です。京浜急行バスが結構しっかりしたシートを採用していた頃の車両なので、座れれば快適です。
沖縄200か769.KC-LV280L(98年車)。
後面側からの画像だけですが、こちらも京浜急行バスから移籍した純正キュービックボディのいすゞLVエアサスワンステップ車。運転席側の「沖縄県の花 デイゴ」ステッカーが見当たりません。
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