先日前橋に出かける機会があり、前橋駅前でバスなどを眺めていました。かつて駅前近
傍にあった群馬中央バスの本社は、建物の老朽化した印象が強すぎて、改装したのか建
替えられたかで、どこにあったか思い出せず。駅前自体は大きな変化も無いだけに、以
前は随分いい加減に見ていたことを実感しました。
今回は前橋駅前で見た「日本中央バス」の路線バス画像を並べていきます。
群馬では羽田空港・成田空港への高速バスで存在感を示す日本中央バスですが、バス事
業自体の歴史は浅く、だからこそ「シルクライナー」のような個性的な高速バスを展開できた
のかもしれません。路線バスは上信電鉄、上毛電鉄など県内事業者の撤退路線を引き継
いだものが多く、前橋に最後まで残った東武鉄道直営路線もグループ外ながら諸事情で引
き継いだ際は、これまで朝日自動車グループのタクシー会社など無理矢理な肩代わりを
行っていた印象が強かっただけに驚いたものです。
なお、型式・年式等は下記文献を参照しました。
「日本中央グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル57号』(2000),ぽると出版
群馬22あ2958.KC-RM211GSN(96年車)。
日本中央バスといえばワンステップで自転車搭載を可能にした改造車を導入したことで
有名。リヤ側から運転席側を記録しないと、非常口位置などオリジナルな仕様が分かり
ません。宿題宿題。
群馬22あ3089.KC-UA460NSN(97年車)。
自転車搭載可能バスは大型車も在籍。10台搭載可能とか。
群馬22あ3205.KC-RN211CSN(98年車)。
RNも在籍しています。
群馬22あ3279.KC-RR1JJAA改(99年車)。
前橋駅と上毛電鉄の中央前橋駅間を結ぶシャトルバスで活躍する日野オリジナルバス。
シャーシはRRでケーブルカーを模したアメリカ製ボディを搭載しています。導入に際し、
前橋市の市街地活性化の補助があったとのこと。
群馬200か779.
京王電鉄バスグループからノンステップバスの移籍車。京王ではATに手を焼いたらしく
一部が早々に代替が行われた98年車。内装はほぼ京王時代のままの様子。
自社発注の同型車が在籍しており、違和感は少ないです。短時間の滞在だったため、自
社発注のノンステも見られず。これも宿題です。
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