「右斜め後からの1枚」。
表題通りバス車両を右斜め後から記録したものを並べるというチンケな企画です。
熊本200か887.2011年9月熊本県熊本市辛島町付近で記録。
ここ数年移籍車導入を積極的に行っている九州産交。後々の整備を考えると、ある程
度車種等を揃えておきたいところでしょうが、地方バス事業者でも大手に属するような
北海道中央バスなども移籍車導入を行うようになっては台数確保に精一杯の模様。
結果、様々な事業者からバラエティに富んだ車両を導入している状態となっています。
そんな九州産交に新たに加わった移籍車がこちら。フルフラット&AT仕様のUAノン
ステップバス。まさかこんな車両まで導入するとは驚きました。
後部のLED行先表示は大型のものを自社発注車同様装備。それでなくても小さい後
面窓は大半を行先表示で占められています。
熊本200か887.2011年9月熊本県熊本市辛島公園前交差点で記録。
左斜め前からの画像。
九州産交のノンステップバス塗装は水色をベースにしたカラフルでファンシーな独自
デザインとなっていましたが、この車両は一般塗装で登場しています。移籍車だから
なのか、今後統一されていくのか気になるところ。
熊本200か35.2009年4月熊本県熊本市熊本交通センターにて記録。
九州産交のノンステップバス塗装がこちら。正直コストもかかりそうな手間がかかった
デザインですから、標準塗装化もやむなしでしょうか。
ちなみに九州産交には、画像のようにUAフルフラットノンステップバスを自社発注車で
導入しています。ATの扱いなど車両についてのノウハウがあるので移籍車も導入した
のでしょう。ただ、このタイプが増えることになるとは思いもよりませんでしたが。
さて、元事業者がどこなのか?気になるのがマニアの性。
UDのフルフラットノンステップ車を導入した事業者は限られますので、出自推定は比較
的容易かもしれません。
社番:A9-583.2010年4月に東京都立川市曙町二丁目交差点で記録。
おそらくこのあたりの車両でないかと推測。
西武バスはこのタイプのノンステップバスをまとまった台数、しかも数年間導入し続
けました。さすがにこのタイプの移籍事例は一般車にくらべれば少ないですが、それ
でも少なからず日本各地で活躍しているのは、さすが西武バス移籍車というところで
しょうか。
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