立川競輪場では本場開催日及び場外販売日に、立川駅と玉川上水駅から無料送迎バスを運行しています。無料送迎バスの運行は立川バスが担当しており、メインとなる上水営業所からは主に古参格の車両が集められています。
拙ブログ2018年実質最初の更新は、立川競輪場無料バス(立川駅発着運用のみ)の運用車両画像を並べる小生的定点観察シリーズ。こちらのブログに移転しても続けていきます。定点といいながら毎回記録地点が異なっているのが小生的と名付ける所以。今回は2017年編と題し、2017年12月下旬に記録出来た運用車両を並べていきます。
※ちなみに1つめのブログで更新してきた過去のエントリはこちら
2007年編その1・
その2、
2009年編、
2010年編、
2011年編、
2013年編、
2014年編、
2015年編、
2016年編
なお、型式・年式は「バス会社潜入レポート 立川バス/シティバス立川 所有車両一覧表」『バスマガジン68号』,(2014),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
社番:J717.KC-LV380L(98年車)。
まずは社番頭「J」の上水営業所配置車両から、最古参格の富士7EボディないすゞLVツーステップ車。八都県市条例に対応したNOx・PM低減装置を取り付けるなどして複数台が車検を継続していましたが、さすがに代替で台数を減らしている状況。2017年も何台か廃車となったようですが、画像の車両が2017年末に運用に入っていることを記録出来ました。
社番:J738.PJ-LV234L1(06年車)。
立川バスではV8エンジンを搭載したKL規制車のエルガの導入が少なかったこともあり、無料送迎バスの運用には直6エンジンに変わった PJ規制の方が運用に入っている印象。サーモキングクーラーを装備したLVノンステップ車。
社番:J751.PKG-LV234L2(09年車)。
PKG規制車となった08年車からデンソークーラーに変更。このあたりの車両も時おり無料バスの運用に入っています。
社番:J921.KL-MP37JK(02年車)。
続いて三菱ふそう車から、中扉グライドスライドドア仕様のMPノンステップ車。初期ノンステップ車では中扉をグライドスライドドア仕様で採用した事例は少なくありませんが、KL規制車となると限られた事業者でしか導入されず。立川バスでも中扉グライドスライドドア仕様のMPノンステップ車はツーステップ車同様残り僅かという状況です。
社番:J924.KL-MP37JK(02年車)。
こちらは中扉引戸仕様となった02年導入のMPノンステップ車。KL規制車のMPノンステップ車はこのあたりまで黒サッシを採用しています。画像の車両は八王子ナンバーの瑞穂営業所から上水営業所に転籍したため、比較的新しい番号の多摩ナンバーをつけています。
社番:J952.PJ-MP37JK(06年車)。
シルバーサッシとなったPJ規制車のMPノンステップ車。画像の車両も瑞穂営業所からの転籍車です。無料送迎バスは日によってフロントガラスに号車札を貼って運用につくこともあります。
社番:C979.PKG-AA274KAN(09年車)。
最後に社番頭「C」の拝島営業所を管理受託している分離子会社のシティバス立川籍の車両から、AAノンステップ車。シティバス立川籍の大型乗合車は数台しか在籍していませんが、在籍理由は立川競輪場無料送迎バスの専用車にするためという感。
社番:C981.PKG-AA274KAN(10年車)。
画像のAAノンステップ車の1台または2台が、ほぼシティバス立川の無料送迎バス専属車として運用に入っています。
今回瑞穂営業所の在籍車両による運用便を見ることが出来ませんでした。立川バスの方針が変わったのかどうなのか、2018年編に注目です。
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