2018年7月・8月にJR高松駅周辺で記録したバス画像のよせ集め「高松で見たバス2018」シリーズ。
今回のその4では、ことでんバスが2013年以降に希望番号で導入した中型・小型ノンステップ車の画像を並べていきます。
なお、ノンステップ車の型式・年式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載の「ノンステップバス導入一覧」を参照しています。
香川230あ1006.TKG-MK27FH(13年車)。
2013年以降導入の一般乗合車は希望番号で1000~の連番の登録番号を採用。
この年は久しぶりに三菱ふそうMKを2台導入しました。
香川230あ1008.SKG-KR290J1(13年車)。
日野KRは3台導入。MKよりも導入台数が多いのは、これまでの実績からでしょうか。しかし翌年・・・。
香川230あ1021.TKG-MK27FH(14年車)。
13年導入した三菱ふそうMKノンステップ車が好評だったのか、翌14年は2台から倍の4台を導入。
香川230あ1025.SKG-KR290J1(14年車)。
MK倍増のあおりで、日野KRは1台のみの導入となります。後面側の画像のみで失礼します。
香川230あ1027.SKG-KR290J1(15年車)。
さらに翌15年も日野KR1台、三菱ふそうMK4台の導入。このパターンが17年まで続くことになります。ちなみに日野KRノンステップバスは、運転席側中央部の側面窓を固定窓とするのが標準仕様となっていますが、ことでんバスでは引き続き全ての窓を開閉可能としたタイプで導入しています。
香川230あ1028.TKG-MK27FH(15年車)。
14~17年の間、毎年4台の導入により希望番号の三菱ふそうMKは結構見かける存在となりました。新車導入により、コトデンバス時代に導入したMKツーステップ車の代替が急ピッチで進むことになりました。
香川230あ1030.TKG-MK27FH(15年車)。
本当に見かける機会が多かったので、15年導入のMKの画像をもう1台分並べておきます。
年式が新しいためか、全面ラッピング広告の対象車にまだなっていない模様。
香川230あ1036.SKG-KR290J1(16年車)。
16年はいすゞLR/日野KRのモデルチェンジがありましたが、ことでんバスは販売終了直前に従来タイプを1台導入。なお、16年導入車からサイドミラー一式が白色塗装となっています。
香川230あ1038.TKG-MK27FH(16年車)。
三菱ふそうMKはベビーカーのサインを追加。赤色ステッカーの国交省2015年標準仕様ノンステップバスとなります。
香川230あ1056.SKG-KR290J2(17年車)。
モデルチェンジした日野KRは17年に1台登場。仕様的には後方に丸型の換気機器を装備したことが大きな変化でしょうか。運転席側の側面窓はこれまで同様中央部も開閉可能なタイプを採用しています。
香川230い1061.TKG-MK27FH(17年車)。
三菱ふそうMKはこれまで通り換気機器の設置はありません。
三菱ふそうMKは排ガス規制強化に対応していないため、今のところ17年夏の導入車で打ち止めとなっています。はたして新モデルの販売はあるのでしょうか・・・。
香川230あ1068.2KG-KR290J3(18年車)。
『バスラマインターナショナル 168号』掲載の「各地の新車から」によれば、7月に登場したばかりだった現行2KG規制車な日野KR。
香川230い1070.SKG-KR290J1(18年車)。
18年導入車は1065から1070(9は欠番)の5台の模様。三菱ふそうの中型販売モデルが無いので、日野車独占の時期が続くことになりそうです。
香川230あ1588.SKG-HX9JLBE(16年車)。
最後に「まちなかループバス」専用車となっているロングボディ1ドア仕様の日野ポンチョ。登録番号はこれまでの付番法則と異なる希望番号となっていますが、1588にどんな意味があるのやら。
「まちなかループバス」は2015年に複数路線を再編して誕生した循環バスですが、その再編路線のひとつが高松丸亀町商店街振興組合が主体となって05年より運行を開始した「MACHI-BUS(まちバス)」。「MACHI-BUS(まちバス)」にはフロント周りなどレトロ風?に改造した日産シビリアンなどの専用車が在籍していました。そんなレトロ風のイメージからか、ジェイ・バスオリジナルレトロバスコンプリートモデル「Routon Jr(ルートンジュニア)」を採用しています。ボディに貼られた黄色のステッカーには、経済産業省地域商業自立促進事業補助金によって購入した旨が書かれています。
「まちなかループバス」専用車のなかでは目立つ存在ですが、ポンチョの収容力で大丈夫なのか気になるところです。
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