バス会社潜入レポートは「京福グループ」。掲載範囲は福井県の京福バスをはじめ京福リムジンバスやバスは貸切専業の福井交通・ケンカン交通となっています。バスマガジンの潜入レポートでは、2009年9月刊行の37号以来2度目の登場となります。今回の執筆担当はおなじみBJエディターズの加藤氏です。ちなみにBJハンドブックシリーズでは2015年の『BJハンドブックシリーズS88 京都バス 京福バス』で取り上げています。
2009年時点では、福井市役所近傍にあった京福バスターミナルが健在だったほか、鉄道代行バス運行に際しかき集められた移籍車も一部現役でした。さすがに2009年時点の古参車はBJハンドブックシリーズ刊行時点で姿を消していましたが、2015年以降に登場した新車や移籍車により、2015年時点の古参車も代替が進んでいることがわかります。
福井には結局今夏行けなかったので、今回の手持ち画像は新宿で記録した都市間高速車を1枚並べて終了です。
福井200か575.BKG-MS96JP(10年車)。2018年8月記録。
都市間高速車は三菱ふそう車と日野車で揃えており、塗装は「
2008年から福井出身の書家・吉川 壽一氏の作品による「SYOINGバス」と 」なっています。デザインされた書は路線毎に異なり、画像の東京線は「夢」となっています。側面固定窓仕様の三菱ふそうエアロエース。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「神奈川県 Part2」。今回は前号の未掲載事業者を一気に紹介。前号の感想で小田急バスの掲載モレを懸念しましたが、きちんと掲載があり一安心。
注目事業者の車両一覧表は「相鉄バス」を掲載。
社番:2366.KL-LV280L1(03年車)2017年8月記録。
いすゞLVで中扉4枚折戸仕様のワンステップ車。
相鉄バスの車両代替サイクルはマチマチで、画像の03年車をはじめ01年車も一部在籍している一方、05・06年導入し横浜に在籍していたMKノンステップ車は全車代替済みと極端。UD車では富士ボディも健在のようです。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「臨時他客輸送時のバス応援体制」と題し、今年7月に発生した西日本豪雨における鉄道代行バスの事例を中心にまとめています。
2018年7月記録。
そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので割愛させていただきます。
次号予告は、「優しいバス?パワーがイマイチ?まだこんなに頑張っているゾ!!CNGバス」、「いつの間にかこんなにたくさん!?アジアを走るメイド・イン・ジャパンのバス」、「バス用品探訪 一水製作所 車内乗車券販売機やデジタルサイネージの超技術を公開!!」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.92『函館バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『大分県』」ほかとなっています。潜入レポートはやはり数年前にハンドブックシリーズで取り上げられたところです。函館・・・。
なお、本文中の「
斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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