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秋田で見たバス2019(羽後交通編その1)

4月に秋田県へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
秋田中央交通編が続いていたので、今回は羽後交通の車両画像をまとめていきます。



秋田200か220.
羽後交通は秋田県南部の横手を中心に湯沢、大曲、南部沿岸の由利本荘、さらに角館から田沢湖エリアと県内事業者では最大規模の路線網を展開しています。車両は4メーカー在籍しており、資本関係はありませんが古くから小田急バスとよく似た塗装デザインを採用しています。
まずは富士ボディ架装のRMワンステップ車。行先表示の方向幕は、羽後交通ではまだまだ主力となっています。乗降は前扉オンリーで、中扉は車椅子専用ということで「しめきり」となっています。

 
秋田200か439. 
古くから移籍車を導入しており、なかでも東京都交通局からの移籍車が多くやってきていました。しかし石原都知事時代に再利用を前提とした都営バス廃車売却がストップしたため、00年代半ばは川崎鶴見臨港バスからの移籍車が中心となりました。画像はその頃に導入した富士7EボディのいすゞLV。ちなみに羽後交通は移籍車だけ3桁の車号を付番する謎の方式を採用しています。 
 


秋田200か459.
同じく川崎鶴見臨港バスからの移籍車で、こちらはキュービックボディのLV。ショートオーバーハングのツーステップ低床車のため、京浜急行グループ在籍車に採用事例が多かった卵形の前輪ホイールアーチが特徴。
 


秋田200か602.
自社発注の三菱ふそうMKワンステップ車。正面には「前のり あと払い」のプレートを装着。



秋田200か751.
川崎鶴見臨港バスからは富士ボディ架装のいすゞLTも移籍しています。川崎鶴見臨港バスが利用者減少に対応したダウンサイジングを進めていた頃の車両です。



秋田200か803.
神奈川中央交通が90年代半ば頃に大量導入した中型車が、自動車NOx・PM法の影響で一気に廃車となりました。このため日本全国北から南まで移籍事例が見られるようになり、もちろん羽後交通にも移籍しています。前乗り前降りが当時の主力だった神奈川中央交通ですから、羽後交通にはもってこい。画像の三菱ふそうMKは正面の運賃支払い窓に側面乗降幕も活用中でした。
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