ブログの更新にHDDに眠らせたままの画像を活用していくシリーズ。
今回も2020年に佐賀駅周辺で記録したバス画像から、佐賀市営バス編その7と題し、記録できた小型ノンステップ移籍車と佐賀空港接続バス専用車の画像を並べていきます。
車号:115.
狭隘路線向け在籍している小型乗合車の画像から並べていきます。小型乗合車は、長らく赤色塗装の日野リエッセが活躍してきましたが、2019年度から小型車の低床化も本格的にスタートしました。
佐賀県内事業者で導入している日野HXはロングサイズの1扉仕様ですが、佐賀市営バスが導入したのは、ロングサイズで2扉仕様の移籍車。小型車の赤色一色塗装ではなく、裾の黄色帯に細い赤色の線が入った塗装デザインを採用しました。画像の車号115は後面全面ラッピング広告車となっています。
車号:116.
2019年度に導入した日野HXは車号115と車号116の2台。車号116は後面に広告看板を設置しています。この2台のノンステップ車導入により古参の日野RXの一部が代替となりました。
車号:116.
佐賀市交通局が公表している「移動等円滑化取組計画書」の通り、2020年度は小型ノンステップ車を1台導入。塗装デザインは新車導入した中型車同様、屋根上冷房機器を青色に塗り分けています。細かいことをいえば、前面・後面の「市営バス」・「ノンステップバス」表記のフォントサイズが小さくなったことや側面の「市営バス」と車号表記の位置なども前年度導入車と異なっています。この導入により、日野RXはほぼ予備車となった模様。
車号:810.
続いては、佐賀駅バスセンターと佐賀空港を結ぶ「佐賀空港接続バス」専用車の画像を並べていきます。
佐賀空港開港以降、長らく送迎車に毛が生えたような路線シャーシのトップドア車で運用してきた佐賀空港接続バスですが、2012年1月の春秋航空上海線就航開始にあわせ収容力のあるトランクなどを装備した本格的な観光型タイプの車両を2台導入しました。
最初に導入した2台のうちの1台となるのが、画像の車号810の日野セレガ。リヤスポイラーも無い廉価グレードのリミテッドですが、短距離のリムジンバスなら十分すぎる仕様です。ちなみにもう1台の車号808は京浜急行バスのリムジンバスだった三菱ふそうエアロバスです。
緑色帯の塗装は、かつて営業していた貸切車塗装デザインを採用しました。
車号:818.
2014年の春秋航空の国内線就航や全日空の羽田便増便に対応するため、接続バス専用車を1台増備。導入したのが車号818の日野セレガです。車号810と同じく廉価グレードのリミテッドのようですが、こちらはリヤスポイラーを装備しています。
車号:850.
佐賀空港接続バス専用車は佐賀空港の新規路線就航や増便のタイミングで移籍車導入を行っており、2017年に登場したのが車号850の三菱ふそうエアロエース。ナンバープレートは東京オリンピック仕様を採用しています。
佐賀空港接続バス専用車は現在5台在籍していますが、2020年は新型コロナウィルス感染拡大防止のための外出自粛により、飛行機の欠航が常態化。せっかくの専用車も多くて2台が動くかどうかという寂しい状況となりました。
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