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熊本で見たバス2020-2021(熊本都市バス編その1)

2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回は熊本都市バス編その1と題し、記録できた熊本22かナンバーの車両画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「熊本都市バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 155号』(2016),ぽると出版 を参照しました。


熊本22か2876.U-HU2MLAA改(94年車)。
熊本都市バスは熊本市交通局の路線バス事業を引き継ぐ受け皿として設立した事業者です。市営バス路線の移譲は2015年に完了し、あわせて引き継いだ元熊本市営バスの車両も近年の車両代替で徐々に姿を消している状況です。
まずは中扉部にリフトを装備した日野HU。当時熊本県内の各自業者が導入したリフト車のうちの1台で、3連テールライトは当時の熊本市交通局の標準仕様です。
いちおうバリアフリー対応車両ですが、ワンステップ・ノンステップ車が主流となったこともあり、路線運用から外れた模様。現在は乗務員教習車となっており、前扉の後に教官用ミラーを増設しています。


熊本22か2889.U-MP218M(94年車)。
94年に当時の熊本市交通局が導入した大型車は、先ほど並べた日野純正ボディのリフト付き車1台のほか、三菱ふそうMPの標準尺車と短尺車を採用。標準尺車は中扉4枚折戸で側面逆T字窓仕様の西工58MCです。


熊本22か2890.U-MP218M(94年車)。
熊本市営バス塗装で運行している都市バス車両は、市営バスが独自に採用していた正面の動物看板掲示部に今も「都市バス」の看板を掲示しています。



熊本22か2895.U-MP218K(94年車)。
MPの短尺車は三菱純正ボディを採用。西工58MCボディが主力のなかにあって、なぜ純正ボディのエアロスターMを採用したのか知りたいところです。熊本都市バスには早い段階で転籍したため、都市バス塗装に塗り替えられています。視野確認窓はガラスの上から都市バス塗装デザインのステッカーが貼られてしまいました。


熊本22か2902.U-RJ3HGAA(94年車)。
中型車は日野RJを導入。当時導入していた中型車は中扉折戸仕様を採用していました。


熊本22か3011.U-LV324M(95年車)。
95年はバラエティに富んだ大型車を導入しました。標準尺はいすゞLVツーステップ車を採用しました。


熊本22か3012.U-UA440HSN(95年車)。
短尺はUAツーステップ車を導入。どちらもボディは西工58MCを採用しています。


熊本22か3013.U-UA440HSN(95年車)。
こちらは熊本市営バス塗装で残るUA。熊本市営バス塗装で残る車両は経年車ということから、都市バス塗装への塗り替えは行わない方針とのこと。


熊本22か3014.U-UA440HSN(95年車)。
都市バスに移管したタイミングが、塗装の塗り替えをするかどうかの分かれ道。
熊本都市バスに在籍する熊本22かナンバーの車両は、ほかに三菱ふそうMPノンステップ車も在籍していますが、見ることは出来ませんでした。


熊本200か3016.HU2ML(95年車)。
95年導入車で一番の注目車両となったのが、「超低床バス」として2台登場した日野HUワンステップ車。中扉はグライドスライド仕様で格納式のスロープを装備しています。型式に排気ガス記号が無いのは試作車扱いで製造されたため。
教習車となった1台は姿を消しましたが、画像の車両は今なお現役。1台のみのレア車なので、なかなか運用に入っている姿を見ることが出来ません。
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