2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の熊本バス編その2では、現行塗装デザインで登場した熊本200かナンバーで1000~1100番代の記録できた車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は、「熊本の路線バス大集合」『バスグラフィック Vol.35』(2018),ネコ・パブリッシング を参照しました。
熊本200か1035.KL-JP252NAN(00年車)。
2013年4月に目・鼻・口?をイメージした現行塗装デザイン車が登場。京王電鉄バスグループからのJPノンステップ移籍車で、屋根上に角型タイプのゼクセルクーラー機器を搭載しています。上下で記録時期が異なるため、ラッピング広告の有無があり失礼します。
熊本バスは1990年代後半以降、車両の塗装デザインをたびたび変更してきましたが、今のところこのデザインが標準色となっています。また、窓の1箇所に後姿の「くまもん」ステッカーが貼られています。
熊本バス移籍当初は、京王時代と変わらずフォグランプ無しで運行していましたが、山間部の狭隘路線もある熊本バスですから無いと不便だった模様。のちに多くの車両がバンパーに設けられていたステップ用開口部にフォグランプを取り付ける改造を行っています。
熊本200か1041.KL-JP252NAN(00年車)。
京王電鉄バスグループが初期に導入した中型幅10.5mサイズのノンステップ車は全国各地に移籍しています。熊本バスは、JPノンステップ移籍車を継続的にまとまった台数導入したため、僅かな台数だったUD車が数年でズバ抜けて多くなりました。
熊本200か1043.KL-JP252NAN(00年車)。
画像のJP移籍車は、戸袋窓に後姿「くまもん」を貼り付けているレアパターン。
熊本200か1055.KL-JP252NAN(00年車)。
こちらはフロントバンパーにフォグランプが無く、京王電鉄バスグループ時代のままで運行しているJP移籍車。
熊本200か1056.KL-JP252NAN(00年車)。
このあたりのJPノンステップ移籍車も、気づけば20年超のベテラン車両となりました。
熊本200か1113.KL-JP252NAN(01年車)。
こちらのJP移籍車はゼクセルクーラーの屋根上機器がモデルチェンジし後部配置となったタイプ。もちろんフォグランプの後付け改造が行われています。
熊本200か1150.KL-JP252NAN(01年車)。
熊本200か1151.KL-JP252NAN(01年車)。
京王電鉄バスグループからのJP移籍車導入が続きます。
熊本200か1179.KL-JP252NAN(00年車)。
本当にJPが気に入ったようで、こちらは西東京バスからのJP移籍車。西東京バスはフォグランプとコーナリングライトをもとから標準装備しています。
熊本200か1189.
西東京バスからのJP移籍車。
熊本200か1194.
西東京バスからのJP移籍車。西東京バスは京王グループの事業者ですが、フォグランプを装備し、中扉の明かり窓は設置せずと、京王電鉄バスグループとは異なる仕様を採用しています。
熊本200か1198.KK-LR233J1(01年車)。
9mサイズのノンステップ移籍車も登場。いすゞLRノンステップ車で、熊本バスでは久々となる京浜急行バスグループからの移籍車です。
PR