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バスマガジン 109号

バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は9月27日に発売された『バスマガジン 109号』です。

まずは、前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェックしておきます。
前号の予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート  vol.109『長電バス』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『千葉県』」、「匿名必須!!業界スジが語る バス業界あんな話、こんなヒミツ」、「キャメル号33年の変遷~その2~ [京浜急行バスの車両、多客時の3号車以降に配備された車両:編]」、「ついに試乗!!9m級中型のEV オノエンスター9.0のEVとしての実力をチェック!!」、ほかとなっていました。
前号の感想めいたもので予想した通り、「匿名必須のこんなヒミツ」記事の掲載はありませんでした。また、オノエンスターEV車がまだ日本国内に届いていないということでオノエンジニアリングが所有するアメリカ製バスの試乗記事に変更となっていました。

バス会社潜入レポートは、長野県長野市から北部のエリアに路線網を展開している「長電バス」。執筆はBJエディターズの加藤氏が担当しています。長電バスはバス会社潜入レポート初登場となりますが、BJハンドブックシリーズでも刊行がありません。バスマガジンのバス会社潜入レポートはBJハンドブックシリーズの再編集版という印象ですが、ポツポツと未刊行の事業者が取り上げられるようになりました。ただ、長電バスは2019年刊行バスラマ175号の事業者訪問で取り上げられたばかりなので、そこまで新鮮味が無かったのが残念なところです。
記事は2021年7月31日現在の在籍車両をもとに編集しており、カラー頁では沿線風景と所有車両のほか、今回は「あゆみ」部の一部掲載写真もカラーで紹介しています。

いつもなら手持ちの画像を並べていくのですが、2019年のバスラマ刊行時点からいまだ長野市内へ足を踏み入れていない小生。緊急事態宣言も明けましたので、早いうちに手持ち画像を確保しに行きたいと考えています。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「千葉県Part1」。
今回のPART1では、京成バスや新京成バス各社など「主に千葉市より北西側、東京都の境までのエリアである西地域と、中央地域および東地域の一部エリアを中心に路線を持つ事業者 」を取り上げています。文字だけでは正直ピンときませんが、要は葛南・印旛地域をメインエリアとしている事業者ということになります。このため京成電鉄直営のバス事業を引き継いだ分離子会社でも、掲載エリアから外れたちばフラワーバスなど一部事業者は次号の掲載にまわされています。


社番:5272.2021年4月記録。
現在の京成バス一般乗合車の主力といえるのが、ジェイバス製ノンステップ車。画像の車両は京成バスの社番の百位「2」から、いすゞLVとなります。
ちなみに前シリーズで千葉県は2008年から2009年に刊行した32号・33号に掲載しています。前シリーズには我孫子で路線バスを運行していた頃のニュー東豊が掲載されているので、干支一回りともなると相当前になるんだなぁという感じです。

注目事業者の車両一覧表は、「東洋バス」を掲載。一覧表に1台だけ観光モデルの三菱ふそうMSが掲載されているのが謎ですが、おそらく一般乗合車が掲載対象になっていると推測。どうせなら分離子会社の千葉シーサイドバスもあわせて掲載していただければ・・・と思いますが、そもそも東洋バスの型式・年式のリストが趣味誌に掲載されること自体珍しいので大事に活用したいと思います。


習志野200か1724.TKG-MK27FH(15年車)。
画像は15年にまとまった台数を導入した三菱ふそうMKノンステップ車のうちの1台。この導入で中型ワンステップ車はほとんど千葉シーサイドバスに転籍しました。

「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第6回神戸市交通局。「ほかの事業者に比べると輸出や解体が多いが、西日本中心に移籍例が見られる 」とあるように、掲載車両はほぼ西日本の事業者に移籍したU・KC規制車が中心となっています。路線委譲にあわせて移籍した車両を除けば、そもそもKL規制車以降の廃車が少ないということも移籍事例に偏りが見られる理由かもしれません。


熊本200か1160.KC-LV280L(00年車)。2020年8月記録。
神戸市交通局からの移籍車で「KCー規制車は多くが輸出に回り、主な移籍先は九州産交・鹿児島交通グループに限られる 」と紹介されると、とたんに希少車に思えてくるから不思議なもんです。画像は九州産交に移籍した純正キュービックボディのいすゞLV。
九州産交バスは移籍車を前中扉仕様の低床車を中心に導入しており、まさか前後扉仕様のツーステップ車を導入するとは・・・と驚いた記憶があります。九州産交バスに在籍するキュービックボディは近年の車両代替により数を減らしており、前後扉車に限らず現役車両は残り僅かとなっています。

 「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「危険なバス停」は本当に危険なのかと題し、国土交通省が公表した「危険なバス停」の基準を紹介したうえで、背景や実情、そして報道のあり方に苦言を呈するジャーナリスティックな内容です。

そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので省略。 
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート  vol.110『京成バス』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『千葉県PART2』」、「三菱ふそうの大と小の中身がいろいろ変わった!?テストコースでエアロスターとローザ、ダブル試乗」、「バスオーナーさんバス愛を語る 自己保有のバスをとことん自慢していただきましょ」、「こんどこそ試乗するゾ!! オノエンスターEV9.0の実力を詳細チェック!!」、ほかとなっています。

なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧等を参照しています。
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