2020年から2021年に鹿児島市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の鹿児島交通編その3では、記録出来た鹿児島200か1244から1560までの乗合移籍車画像を並べていきます。
※※なお、型式・年式は「鹿児島交通 所有車両一覧」『バスマガジン113号』(2022),講談社ビーシー/講談社 を参照し追記しました(2023年3月14日)。
鹿児島200か1244.KC-UA460NSN(98年車)。
2000年代から移籍車導入による車両代替を本格的に開始したいわさきグループ。導入した車両が何でもありという感じのため、もともとバラエティ豊かだった在籍車両がさらに多彩になりました。まずは西武バスグループで送迎バス運行を主とする西武総合企画から移籍した中扉4枚折戸仕様のUAツーステップ車。学生輸送のスクールバスだった車両を乗合車に改造したため、後付感のある側面の行先表示が特徴です。
鹿児島200か1245.KC-LV380N(98年車)。
純正キュービックボディで中扉4枚折戸仕様のいすゞLVツーステップ車も西武総合企画からの移籍車。こちらの側面行先表示器も後付改造しています。
鹿児島200か1246.KC-LV380N(98年車)。
西武総合企画から移籍した純正キュービックボディのいすゞLVの後面側はこんな感じです。
鹿児島200か1310.KC-HU3KLCA(97年車)。
ツーステップ車でもお構い無しに導入。画像は神戸市交通局から移籍した西工ボディの日野HU。さすがに巻き込み防止の後輪タイヤカバーは取り外しています。緑1色ヤシの木カラーはいわさきバスネットワークからの引継ぎ車です。
鹿児島200か1313.KC-HU3KLCA(97年車)。
神戸市交通局から移籍した西工ボディの日野HUの後面側。こちらのヤシの木はカラフルな鹿児島交通塗装となっています。
鹿児島200か1355.KC-LV380L(98年車)。
京成バスグループからの移籍車もコンスタントに導入しています。純正キュービックボディで中扉4枚折戸仕様のいすゞLVワンステップ車。
鹿児島200か1455.KC-LV380L(98年車)。
同じく京成バスグループから移籍したいすゞLVワンステップ車。先ほど並べた1355と比べると、ミラーステーの色が違うとか細かいところに違いがあります。整備を担当した工場の違いでしょうか。
鹿児島200か1456.KC-MP217M(96年車)。
低床車を導入したかと思えば、前後扉仕様のツーステップ車も導入するのがいわさきグループ。阪急バスから移籍した西工58MC架装の三菱ふそうMP。シートモケットなどに阪急バスの名残。
鹿児島200か1495.KC-HU3KLCA(99年車)。
純正ボディで前後扉仕様の日野HUは神戸市交通局からの移籍車。日野純正ボディだとコーナリングライトはバンパーの隅部に取り付けられます。
鹿児島200か1540.KC-LV380L(00年車)。
全引き違い仕様の側面窓で自家用送迎バス感が漂う純正キュービックボディのいすゞLVツーステップ車。もとは神奈川中央交通が運行を担当していた企業送迎専用車だったとか。
鹿児島200か1560.KC-UA560LSN(99年車)。
前後扉仕様の移籍車導入を開始したことで、阪急バスからの移籍車がコンスタントにやってくるようになりました。このあたりの時期はまとまった台数の西工96MC架装車が移籍してきました。まずはUAのツーステップ車。
鹿児島200か1579.KC-HT2MMCA(99年車)。
こちらの阪急バス移籍車は日野HT。いわさきグループは国内ディーゼル4メーカーを導入しているので、移籍車も4メーカーなんでもありという感じです。
鹿児島200か1593.KC-MP317M(99年車)。
前面の視野確認窓が無い三菱ふそうMPは神奈川中央交通からの移籍車。いわさきグループは移籍車導入にあたり大きな改造をしないイメージですが、神奈川中央交通からの移籍車は前面の運賃支払窓や側面の出入口表示窓を埋めるなど、だいぶ手を加えています。
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