忍者ブログ

バスマガジン 112号

バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は予告より1日遅い3月29日に発売された『バスマガジン 112号』です。
まずは、前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェックしておきます。
前号の予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.112『名阪近鉄バス』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『徳島県』」、「ついにデビュー!!日野ポンチョEV、試乗インプレッション」、「2021年、人類を救う活動に従事した ワクチン接種バス、35車一挙公開!!」、「後付けユニットで電気バスに!?アリソンの [eGEN Power]って何だ?」ほか となっていました。
日野ポンチョEVはまだデビューしていないので、試乗インプレッション記事の掲載は残念ながら無し、予告詐欺常習の全方位レポートは徳島県でなく長崎県の掲載となりました。前号の感想めいたもので小生はワクチン接種バスの記事を掲載無しと予想しましたが、今号では自衛隊東京大規模接種センターのシャトルバスを運行した35社の車両写真という内容で掲載がありました。

バス会社潜入レポートは初登場となる「名阪近鉄バス」。名阪近鉄バスは岐阜県西濃地域の路線バス、名阪間の高速バス、貸切バスは愛知・岐阜・三重全域に加え滋賀・福井の一部を営業エリアとする事業者で、貸切バスは「中京地区屈指の台数規模 」を誇っています。社名に「近鉄」とありますが、近鉄グループの事業再編により現在は三重交通グループホールディングスの子会社(※三重交通は近鉄グループに含まれる)となっています。
執筆担当は今号もBJエディターズの加藤氏です。記事は、2021年12月31日現在の在籍車両をもとに編集しています。ちなみに名阪近鉄バスはBJハンドブックシリーズで刊行がない事業者なので、在籍車両の紹介や歴史編などは新規書き下ろし!名古屋エリアの近鉄グループバス事業者を統合・合併してきた複雑な流れをようやく理解することが出来ました。

在籍車両は長らく日野車を中心に導入していますが、三重交通グループ入りでいすゞ車の導入も開始。近年の新車導入で在籍車両は大幅に入れ替わり、大型貸切車はジェイ・バス製の日野セレガ・いすゞガーラに揃えられています。

 
岐阜200か1137.PDG-KR234J2(08年車)。2009年12月記録。
小生が名阪近鉄バスに乗車したのは2009年12月、もう10年以上も前になります。当時の新鋭車だった画像の日野KRノンステップ車も、掲載の所有車両一覧表を見るといまや古参格となっています。当時の低床車には正面などに柿モチーフのキャラクターを貼っていましたが、いまやこのキャラクターを貼っている車両も少なくなりつつある模様。


岐阜200か170.2009年12月記録。
こちらは既に引退済みの車両ですが、前中扉仕様の日野大型路線車。立派なシートを装備した移籍車で、もとはどこかの企業送迎だった車両とのこと。ちなみに名阪近鉄バスに在籍する移籍車は、いまや「近鉄バスから移籍したブルーリボンシティ1台が復刻カラーで活躍するのみ 」とのこと。

「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「長崎県」。過去に何度も予告し掲載が無かった「長崎県」が、前号の予告と異なるかたちで全方位レポート掲載となりました。前シリーズでは2012年に刊行した55号・56号の2回に分けての掲載でした。


局番:S551.QPG-LV234Q3改(15年車)。2020年9月記録。
注目事業者の車両一覧表は2022年2月25日現在の「長崎県交通局」。一覧表には空港リムジン車や都市間高速車も含まれているので、注釈はありませんがおそらく乗合登録車を掲載しているものと推測。
長崎県交通局の一般乗合車の塗装は赤色ベースのデザインで、「1991年導入車から採用 」しているとのこと。画像は中扉4枚折戸仕様のいすゞLV長尺ワンステップ車です。

「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第7回神奈川中央交通 その2南東北・北関東へ旅立ったバス。宮城県・福島県・山形県・茨城県・栃木県・群馬県の事業者に移籍した車両の写真を前号同様古いものから新しいものまで一挙公開しています。小生手持ちの神奈中移籍車の画像から1枚。


社番:71610.2018年5月に記録したものを再掲。
山交バスに移籍した、いすゞLVワンステップ車。正面の運賃支払い表示窓など神奈川中央交通の特徴的仕様をそのまま活用しています。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「コロナ下でも頑張って地域の足を確保するバスに世間の評価も変わってきたか?」と題し、感染や濃厚接触によるバス乗務員不足を中心にまとめています。

また、鈴木文彦氏による新たな連載「写真から紐解く日本のバスの歴史」がスタートしています。著者撮影の写真をもとに「そこから見えてくる日本バス史を解説 」するという内容で、今回は1970年代に撮影した国鉄バスの写真から国鉄バスの特色などを書き連ねています。

そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので省略します。
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.113『鹿児島交通』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『和歌山県』」、「電気バスを5台一気導入!?街中ネットワークの未来を見る!!」、「エアポートバスに続く新連載スタート!!それはやっぱり『愉快だけどマジな話』!?」、「さらにディープな時代に突入・・・ [写真から紐解く日本のバスの歴史]」、ほかとなっています。

なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧等を参照しています。
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
2
3 4 5 6 7 9
10 11 12 14 15 16
17 18 19 20 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新コメント

[06/29 むちやま]
[05/11 えど]
[03/25 えど]
[03/12 えど]
[01/04 えど]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
Mrジョソ
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
むかし話とバスでしょうか
自己紹介:
1つ目のブログを超える
辺境のブログ。

画像を大きめにした(だけ)の一方通行ブログ。

バーコード

ブログ内検索

P R