今年４月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス２０２２」シリーズ。今回の琉球バス交通編その３では、記録出来た「沖縄２００か７００番代」の移籍車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『ＢＪハンドブックシリーズＶ１０８ 那覇バス 琉球バス交通』（２０２２），ＢＪエディターズ を参照しました。
沖縄２００か７２６．ＫＣ－ＲＪ１ＪＪＡＡ（９８年車）。
この頃は近畿地方の事業者からも移籍車をそれなりに導入していた琉球バス交通。側面上下サッシ窓で前後扉仕様の日野中型ツーステップ車は南海バスからの移籍車です。以前型式を参照した『バスラマインターナショナル１５０号』ではＲＲと掲載していましたが、どちらが正しいのでしょうか。
沖縄２００か７３５．ＫＣ－ＵＡ４６０ＨＳＮ（９７年車）。
東急バスから、まとまった台数の移籍車導入は継続中。富士７Ｅボディ架装でＨ尺のＵＡツーステップ車が複数台在籍しています。画像の車両は東急バス時代と変わらずフォグライトは無いままです。
沖縄２００か７４８．ＫＣ－ＵＡ４６０ＬＳＮ（９７年車）。
京浜急行バスからも、まとまった台数の移籍車導入が続いています。複数台移籍した富士７Ｅボディ架装でＬ尺のＵＡワンステップ車。画像の車両は前面フルカラーＬＥＤ行先表示に取り替えられています。
沖縄２００か７６４．ＫＣ－ＲＲ１ＪＪＡＡ（９８年車）。
名古屋市交通局は２０１０～２０１１年にかけて相当な台数の中型車を代替し、廃車となった中型ツーステップ車が全国各地に移籍しました。琉球バス交通もまとまった台数を導入し、まずは前中扉仕様の日野ＲＲツーステップ車。３連テールライトに側面引き違い窓という仕様が当時の名古屋市交通局らしさを感じますが、さらに前面運転席部に名古屋市交通局時代の局番表記も残っています。画像の車両はラッピング広告を無理に剥がしたせいなのか、運転席側の側面窓上と後面窓上に名古屋市営バス時代の青帯？らしきものが見えています。
名古屋市交通局から移籍したＲＲは名護西空港線など長距離路線の配置になった車両が多かったことから、既に一部は姿を消しています。
沖縄２００か７８５．ＫＣ－ＵＡ４６０ＨＳＮ（９８年車）。
前年からまとまった台数が登場している東急バスからのＵＡツーステップ移籍車。９８年車もやってきました。
沖縄２００か７８７．ＫＣ－ＭＫ２１９Ｊ（９８年車）。
旧琉球バス時代は縁の無かった三菱ふそう車ですが、琉球バス交通となってから少数ですが移籍車を中心に在籍するようになりました。南海バスから日野ＲＪに続く導入となった、三菱ふそうＭＫツーステップ移籍車。
沖縄２００か７９２．ＫＣ－ＵＡ４６０ＨＳＮ（９８年車）。
Ｈ尺のＵＡツーステップ車は全車東急バスからの移籍車です。
沖縄２００か７９３．ＫＣ－ＲＭ２１１ＧＡＮ（９８年車）。
名古屋市交通局から移籍した中型車は、先ほど画像を並べた日野ＲＲだけでなく、ＲＭツーステップ車も複数台導入しました。後面側からの画像だけしか記録出来ませんでしたが、３連テールライトに側面引き違い窓という仕様で名古屋市交通局と分かります。
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