今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2022」シリーズ。今回の琉球バス交通編その4では、「沖縄200か801」から「沖縄200か1024」までの移籍車で記録出来た画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV108 那覇バス 琉球バス交通』(2022),BJエディターズ を参照しました。
沖縄200か801.KC-HU3KLCA(98年車)。
第一交通産業傘下の琉球バス交通・那覇バスは2010年代中頃まで関西系の事業者からも移籍車を導入していました。前後扉仕様で高出力エンジンを搭載した日野HUツーステップ車は神戸市交通局からの移籍車。フロントバンパー部にコーナリングライトを装備しているのが特長です。琉球バス交通に神戸市交通局からの移籍車は複数台在籍していましたが、現在残っているのはこの1台のみとなりました。
沖縄200か864.KC-LV380N(99年車)。
純正キュービックボディのいすゞLVは東急バスからの移籍車。東急バスでは少数派だったN尺車です。画像の車両は琉球バス交通移籍後にテールライトなど手の込んだカスタマイズを施した1台となっています。
沖縄200か912.KL-LV280L1(01年車)。
東急バスからまとまった台数のいすゞLVノンステップ車を導入。いよいよ琉球バス交通にもノンステップ車&エルガが移籍車でやってくる時代になりました。
このとき導入したエルガは塗装工場の関係なのか、画像のようにライトベゼルもボディ色に塗っているのが特長。行先表示は正面だけLED表示機を装備し、側面は方向板、後面は小型のサボとなっています。
沖縄200か921.KL-LV280L1(01年車)。
同じく東急バスから移籍したいすゞLVノンステップ車ですが、こちらの車両はボディに潮風の影響をだいぶ受けていました。
沖縄200か994.KL-HR1JNEE(01年車)。
京浜急行バスから3台移籍したKL規制車の日野HR10.5mサイズ。全車糸満配置となっています。ちなみにノンステップ車だと扉側の「Ryukyu Bus Kotsu」ロゴがレインボー帯の下に貼られます。
沖縄200か995.KL-HR1JNEE(01年車)。
こちらの日野HRは運転席側に広告看板を取り付けているためか、側面の「Ryukyu Bus Kotsu」ロゴがありません。
沖縄200か996.KL-HR1JNEE(01年車)。
3台目。かつて沖縄本島の道路事情でノンステップバスの走行は難しいと本気で言われていましたが、日野HRが普通に走るようになろうとは。道路の改良が行われたのか、ノンステップバスの導入に消極的だったからの方便だったのか。
沖縄200か1024.KL-LT233J2(02年車)。
京浜急行バスから移籍車をまとまった台数導入しているので、たまに少数派だった車種もやってきます。大型幅の9mサイズのいすゞLTワンステップ車は琉球バス交通に2台移籍しました。京浜急行バスでは大型幅の9m車を、乗客はそこそこ多いが狭隘道路が多い鎌倉や逗子に配置していました。
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