今年5月に旭川市内で記録したバス画像のよせ集め、「旭川市内で見たバス2022」シリーズ。今回は北海道中央バス編と題し、記録出来た「高速あさひかわ号」運用車両画像と、北海道中央バスの地域分社といえる空知中央バスの一般乗合車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「バス会社潜入レポート 北海道中央バス 所有車両一覧表」『バスマガジン104号』(2020),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
旭川200か882.QPG-RU1ESBA(12年車)。
北海道中央バスは札幌から道内各地へ都市間バスを運行しています。都市間バスで現在主力車種となっているのがジェイバス製RUですが、短中距離路線向けは前扉折戸仕様、長距離路線向けはスイング扉仕様を採用しています。「高速あさひかわ号」は中距離路線ということで、折戸仕様の車両で運用しています。
「高速あさひかわ号」は長らく「一条七丁目」停留所近傍にあった北海道中央バス「旭川ターミナル」から発着していましたが、2018年に旭川駅前バスタッチに変更。新たに整備された駅前のバス乗り場に乗り入れたことで、北海道中央バスの車両も簡単に記録できるようになりました。
まずは旭川ナンバーの車両から、日野セレガ。そこそこのグレードを採用しているので、フロントガラスの下部にオーナメントライト、行灯周りにメッキパーツが取り付けられています。
旭川200か883.QPG-RU1ESBJ(12年車)。
同じボディの続番号はいすゞガーラ。いすゞガーラはフロントガラス下部にオーナメントライトの装備はありませんが、オーナメントライト風の銀ラインを施しているのが北海道中央バスの特徴です。
旭川200か1179.2TG-RU1ASDA(18年車)。
短中距離路線向けのジェイバス製RUは近年小排気量のA09Cエンジン搭載車を採用しています。
旭川200か1181.2TG-RU1ASDA(18年車)。
A09Cエンジン搭載の日野セレガをもう1台。
旭川200か1269.2TG-RU1ASDJ(18年車)。
こちらはA09Cエンジン搭載のいすゞガーラ。
札幌200か4315.QTG-RU1ASCJ(16年車)。
「高速あさひかわ号」は北海道中央バス・道北バス・ジェイアール北海道バスの3社で共同運行しています。毎時2本以上を誇る高頻度路線で、運行本数の半数以上を北海道中央バスが担当しています。このため、北海道中央バス担当便は旭川ナンバーと札幌ナンバーどちらの車両も運用に入ります。画像は札幌ナンバーのいすゞガーラ。
札幌200か4623.QTG-RU1ASCJ(17年車)。
17年導入のいすゞガーラ。
札幌200か5309.2TG-MS06GP(19年車)。
いわゆる令和顔の三菱ふそうエアロエースも運用に入っています。エアロエースは長らく折戸の設定が無かったので、短中距離路線向け車両もスイング扉を採用しています。折戸仕様が販売開始となったので、今後の導入がどうなるのか気になるところです。
札幌200か5387.2TG-MS06GP(20年車)。
20年導入の三菱ふそうエアロエース。令和顔でもトランクは3本均等ではなく、大中小仕様で導入しています。
<空知中央バス>
旭川200か518.KK-RJ1JJHK改(02年車)。
北海道中央バスの地域分社といえる空知中央バス。1990年に深川営業所の不採算路線の受け皿として設立された北空知バスが、担当エリア・管理路線の増加にともない現社名へ2004年に改称しました。旭川駅前からは深川市への深旭線が発着しており、運用車両は北海道中央バスからのグループ間転籍車が中心となっています。画像の日野RJワンステップ車もグループ間転籍車です。
旭川200か519.KK-RJ1JJHK改(02年車)。
この日は記録出来た2台とも日野RJワンステップ車でした。
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