今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2023」シリーズ。
沖縄バス編その4では、記録出来た沖縄バスの貸切車の画像を並べていきます。それだけでは枚数が少ないので、今回は沖縄バスが運行を担当している南城市のコミュニティバス「Nバス」の車両画像もあわせて並べていきます。
なお、型式・年式は「沖縄本島4事業者 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 150号』(2015),ぽると出版 を参照しました。
沖縄200か287.KL-MS86MM(03年車)。
まずはいわゆるニューエアロバスボディのMS86短尺車。今でこそ大型ハイデッカーは12mサイズだけですが、KL規制車あたりまでは各メーカー短尺車もラインナップしていました。
沖縄バスは大型貸切車を道路事情から1990年代初め頃まで短尺車中心に導入していました。12mサイズの車両が導入のメインとなってからも、短尺車が必要な場面が少なからずあったようで、03年に5台導入しました。
ちなみに沖縄バスの貸切車は、ニューエアロバスから海をイメージした青色にイルカやマンタをデザインした現行塗装を採用しました。
沖縄230あ1051.QRG-MS96VP(14年車)。
モデルチェンジしたエアロエースは07年から導入を開始しました。以後の増車により、現在は貸切車の主力となっています。画像の車両は14年導入車で、ナンバープレートを希望番号でし取得しています。
沖縄230あ1072.
MS96なエアロエースをもう1台。
画像を記録できませんでしたが、沖縄バスは現行のいわゆる令和顔なMS06エアロエースの貸切車も在籍しています。
<南城市「Nバス」>
沖縄230あ2019.2DG-HX9JLCE(19年車)※。
2019年10月1日から運行を開始した、南城市のコミュニティバスといえる「Nバス」。南城市役所を起点とした市内循環路線バスで、沖縄バスが運行を担当しています。
「Nバス」の運行開始にあわせ、市内を走る既存路線バスの再編も行い、「南城市役所」停留所を複数路線が発着する乗り継ぎ拠点としました。
「Nバス」の主力となっているのが、運行開始にあわせて7台導入した1ドア仕様ロングサイズの日野ポンチョ。塗装は各車異なるカラーで「N」をデザインしています。ナンバープレートもそれぞれ何かしらの意味がありそうな数字を希望番号で取得しています。
沖縄230あ810.2DG-HX9JLCE(19年車)※。
「7」号車はレインボーカラーのNをデザインしています。
なお、決まった番号の車両が決まった路線専属で使われるというわけではない模様。
沖縄230あ4084.
「Nバス」はスクールバスとしての側面もあり、平日のみ運行の通学路線も運行しています。日野ポンチョでは捌ききれない通学路線には、中型車の専用車を使用しています。画像は「9」号車の三菱ふそうMKワンステップ移籍車。側面行先表示機を中扉より後ろに設置しているのが特徴です。
※Nバス専用車の日野ポンチョの型式・年式は「各地の新車から」『バスラマインターナショナル 176号』(2019)ぽると出版 を参照しました。
PR