5月に島根県松江市へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「松江で見たバス2023」シリーズ。今回の一畑バス編その4では、記録出来た都市間高速車の画像を並べていきます。
ただ、それだけでは画像2枚で終了なので、あわせてグループ会社の松江一畑交通が運行する空港連絡バス専用車の画像も並べていきます。
なお、型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 島根県 一畑バス車両一覧」『バスマガジン111号』(2022),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
社番:8420.QRG-RU1ESBJ(16年車)。
一畑バスは出雲・松江から大阪を結ぶ「くにびき号」、岡山を結ぶ「ももたろうエクスプレス」、広島を結ぶ「グランドアロー号」を各地域の事業者と共同運行しています。東京への都市間夜行バス「スサノオ号」も共同運行していましたがコロナ禍の2020年に撤退し、現在は昼行路線のみとなっています。運行車両は「くにびき号」が3列シート車、他は4列シート車で、どちらも側面固定窓仕様の高出力エンジン搭載車を採用しています。
まずは4列シートのいすゞガーラ。この日は「ももたろうエクスプレス」の運用に入っていました。
社番:8431.2RG-RU1ESDJ(17年車)。
後面側からの画像だけですが、こちらは3列シート車のいすゞガーラ。画像では分かりませんが、床下仮眠室を装備した夜行便対応車です。このため運転席側部のトランク配置が独特なものとなっています。
<松江一畑交通>
島根230あ125.
松江一畑交通は1970年代に一畑電気鉄道の乗用自動車(タクシー)部門を分社した事業者です。現在は業容を拡大し、貸切バスや出雲縁結び空港・米子鬼太郎空港への空港連絡バスの運行も行っています。
まずは折戸でリヤスポイラー無しの廉価仕様ないすゞガーラ。当初から空港連絡バス向けに導入した車両なのでLED式行先表示を装備しています。
島根230あ330.
同じく空港連絡バス専用車として導入したいすゞガーラ。どちらの車両もナンバープレートは社番的な意味合いのありそうな番号を希望番号で取得していますが、付番法則などはわかりません。
島根200か385.
松江一畑交通の空港連絡バス運用車両はこれまで貸切転用の古参車が中心となっていました。古参車といっても、いまやモデルチェンジしたジェイ・バス製ボディのハイデッカーが中心となっているんだから時が経つのは早いものです。画像は貸切転用のいすゞガーラ。貸切車として導入した車両なのでスイング扉でリヤスポイラー装備、ガラスも色の濃い遮光ガラスを採用しています。
島根200か895.
全ての側面窓が下部開閉のT字窓仕様となっているいすゞガーラ。こちらはどこぞの貸切バス事業者から移籍してきた車両とのこと。
島根200か796.
米子鬼太郎空港への空港連絡バスは鳥取県の日ノ丸ハイヤーと共同運行しています。この日はPJ規制車の三菱ふそうエアロバス貸切転用車が運用に入っていました。出雲縁結び空港への路線と比べると、米子鬼太郎空港路線のほうが経年車で運行している印象です。
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