今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2023」シリーズ。
今回の那覇バス編その8では、市内線配置の移籍車で「沖縄200か1443」から「沖縄200か1534」までで記録出来た画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV108 那覇バス 琉球バス交通』(2022),BJエディターズ を参照しました。
沖縄200か1479.PJ-KV234L1(06年車)。
一般乗合車は移籍車導入による車両代替を続けてきた那覇バス・琉球バス交通ですが、2013年からいわゆる一括交付金を活用したノンステップバスの新車導入を開始しました。もちろん移籍車導入も並行して行われますが、経年車代替に必要な移籍車の台数は減ったことで、かつてのような何でもアリ状態から脱却。比較的年式の新しい京浜急行バス・東急バスからのワンステップ車・ノンステップ車の導入が中心となりました。
まずは京浜急行バスから移籍したジェイ・バス製ボディでPJ規制のワンステップ車。京浜急行バスからの移籍車で、日野KV。ヘッドライトも共通なPJ規制車のいすゞLV/日野KVは外観からメーカー判別はほぼ不可能です。
沖縄200か1479.PJ-LV234L1(07年車)。
こちらは京浜急行バスから移籍した、いすゞLVワンステップ車。
正面の第一マークは塗装工場によってなのか、貼る位置は案外アバウト。画像の車両は帯部でなく帯下、市外線配置車両と同じ位置にあります。
沖縄200か1489.PJ-LV234L1(07年車)。
ほぼ同時期に登場した京浜急行バスからのいすゞLVワンステップ車。正面第一マークは帯部にあります。
沖縄200か1516.
ここからBJハンドブック刊行後に登場した車両となるので、型式・年式は記載出来ませんのであしからず。
移籍車は京浜急行バスからの車両を中心に導入を続けてきた第一交通産業傘下の那覇バス・琉球バス交通ですが、2020年からのコロナ禍で京浜急行バスは新車導入台数を大幅に減らし、その関係で代替廃車も少なくなりました。このため京浜急行バスの代わりとなる移籍車として、横浜市交通局からジェイバス製ボディでPJ規制車のノンステップ車をまとまった台数導入しました。
屋根上通風機は前部丸型、後部に角型を装備しているのが特徴です。いすゞLV/日野KVどちらも移籍し、琉球バス交通から那覇バス市内線・市外線まんべんなく配置されました。
沖縄200か1517.
横浜市交通局からの移籍車は1990年代から沖縄にやってきていますが、那覇バスでは初でしょうか。旧那覇交通時代には移籍していないはず。
沖縄200か1522.
横浜市交通局からジェイバス製ボディのノンステップ車の廃車を相当な台数かき集めたようで、第一交通産業傘下の那覇バス・琉球バス交通で一気に見かける存在となりました。
沖縄200か1534.
京浜急行バスからの移籍車導入が復活したので、横浜市交通局からの移籍車は単発的な導入になりそうな気がしますが、はたしてどうなるのでしょうか。
PR