数年前に1つ目のブログに掲載したヘボ画像を差替・追加して再更新していくシリーズ。
2008年に記録した画像と2009年7月に記録した画像を取り混ぜた、関東自動車のバ
ス画像のよせ集めです。最終回となるその9では2007年以降に登場したワンステップ
移籍車画像を並べていきます。
なお、型式・年式はBJエディターズ(2009)『BJハンドブックシリーズR67 関東自動車』
を参照しています。
宇都宮200か830.U-HT2MLAA(94年車)。
2007年頃から関東自動車ではLRT構想に対抗するため、移籍車も低床車のみ導入
することになりました。ワンステップバスの移籍車といえば京急グループ、ということで
川崎鶴見臨港バスからHTワンステ。北から南まで幅広く移籍事例が見ることが出来
ます。
宇都宮200か834.U-LV324K(94年車)。
ツーステップ時からのお付き合い、川崎市交通局からの移籍車もワンステップのみ
導入。まずは富士ボディ、川崎市内の名所等が描かれたシート柄に名残。
宇都宮200か848.U-LV324K(94年車)。
そしてキュービック。参考資料のBJハンドブックシリーズでは富士ボディとなっていま
すが、これは誤記。実際に調べてみると、BJハンドブックシリーズも結構誤記がある
ことが分かります。
宇都宮200か884.U-LV324L(95年車)。
立川バスからのワンステップ移籍車。前後扉が標準仕様だった頃の立川バスは車両を
長く使用することもあり、移籍車の供給側となるとは考えられませんでした。自動車Nox・
PM法で車検が12年しか取れなくなったことで移籍事例が出るとは皮肉なものです。
宇都宮200か910.U-HT2MLAA(95年車)。
臨港バスからは日野ワンステ車を継続的に導入。この頃、京急本体からの廃車は、ほと
んどが那覇バス・琉球バス交通、そして熊本に移籍していた影響もあるのかもしれません。
宇都宮200か912.U-JP211NTN(95年車)。
95年に京王電鉄バスグループで大量導入したJPが関東自動車に登場。京王顔と称
される西工ボディも移籍。かつてバスラマの超長期モニター車であったD49507も移
籍しているとか。
宇都宮200か919.U-JP211NTN(95年車)。
宇都宮200か958.U-JP211NTN(95年車)。
京王電鉄バスグループからのJP移籍車は富士ボディの方が多いようです。京王時代
末期はリヤタイヤ上部のボディにサビ穴が開いているなどボロボロでしたが、綺麗に板
金整備されています。
関東自動車でUD移籍車がこれだけまとまった台数で導入されたのは久々です。
宇都宮200か992.KC-JP250NTN(96年車)。
2008年の移籍車もJP。スロープ付きの移籍車をまとまった台数導入するならば、JP
という選択肢になるのかもしれません。まずはP規制車以来久々の導入となった横浜市
交通局からの移籍車。まあ横浜市交通局のU規制時は機械式AT車ばかりですから、
久々なのも当然ですが。
宇都宮200か1031.KC-JP250NTN(96年車)。
京王電鉄バスグループからのJP移籍車も在籍していますが、前年に比べると導入は
少数。やはり関東自動車では公営交通移籍車を好む模様。
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