10月下旬に広島へ出かけました。出かけた理由は今月末か来月頭くらいにブログで更新するあれのため。せっかくなので、お隣山口県の岩国の空港から広島へ向かうことにしました。
久しぶりに訪れた岩国駅前は今年度末の駅前広場完成にむけ、整備工事の真っ最中。出かける前に想定していたものとは違いましたが、岩国駅前で「いわくにバス」を眺めることが出来ました。というわけで今回は記録出来た「いわくにバス」の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「いわくにバス 所有車両一覧表」『BUS Life Vol.1』(2015),笠倉出版社 を参照しました。
山口200か176.KK-RJ1JHK改(01年車)。
いわくにバスは岩国市交通局のバス事業を引き継ぐべく誕生した事業者で、2010年から段階的に路線移管を開始していきました。2015年4月に全路線の運行を引き継ぎ、いろいろと大変な状況のようですが岩国市民の足となっています。
まずは、岩国市交通局からの引継ぎ車で、側面上下開閉式サッシ窓で中扉4枚折戸仕様の日野RJワンステップ車。このあたりの車両が現在古参格となっており、同年式車の一部は姿を消しています。その車両が大分の亀の井バスに移籍するとは思いもよりませんでしたが。
画像の車両は側面窓上に広告掲示枠を装備していますが、残念ながら広告スポンサーは無し。
山口200か733.BDG-HX6JLAE(09年車)。
緑色帯の入った塗装は岩国市交通局の小型車標準のデザイン。
小型車も低床化をということで、ロングタイプの日野HXも在籍しています。
山口200か737.PDG-KR234J2(10年車)。
岩国市交通局の末期は日野車を導入していました。KRノンステップ車で、路線車をあらわす青色のマーカーランプを装備しています。
山口200か766.PDG-KR234J2(10年車)。
同じく日野KRノンステップ車ですが、スクールバス用途の貸切登録車として導入したため橙色のマーカーライトを装備しています。
いわくにバスの貸切事業は現在休業状態にあるため、見たところ乗合車に転用となっているようです。
山口22う3292.KC-LV781R1(98年車)。
岩国と広島を結ぶ高速バスは、現在いわくにバスの単独運行となっています。画像の車両は岩国市交通局時代に貸切車として導入した、いすゞガーラの高速転用車。
近年は高速車に新塗装で登場した新車のほか、高速車としては正直どうかなと思う経年移籍車も登場し、運用車両のラインナップは変わりつつあります。