4月に秋田県へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の秋田中央交通編その3では、秋田中央交通が2010年頃までに導入した一般乗合移籍車の画像を並べていきます。中途半端な括りですが、要はP・U・KC規制の車両をまとめたということです。※ごく最近になって登場したKC規制車の日野HUワンステップ車は次回以降。
なお、型式・年式は、「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 秋田県」『バスマガジン93号』(2019),講談社ビーシー/講談社 を基に記載しています。
秋田22い75.P-LR212J(89年車)。
まずはP規制車で純正ボディないすゞLR。秋田中央交通の一般乗合車で最古参格となる車両ですが、残り僅かとなった秋田市交通局からの引き継ぎ車という裏ドラがつきます。秋田市交通局からはこの車両より年式の新しい車両も多数移管してきましたが、そのほとんどが姿を消しました。秋田市交通局はU規制車の段階でAT車を本格採用していたことが早期の代替理由とか。画像の車両は、エンジンなどの調子が良いのかもしれません。現在は五城目配置となっています。
秋田200か757.U-MK218J(95年車)。
前面の特徴的な運賃支払窓跡から神奈川中央交通からの移籍車とすぐ分かる三菱ふそうMK。側面の行先表示は移籍時に自社発注車同様、中扉より後に設置しています。
秋田200か766.KC-KR333J(96年車)。
中扉後側の窓が特徴的な仕様のいすゞLRは京浜急行バスからの移籍車。こちらは側面行先表示を中扉より前に設置しています。
秋田200か785.KC-LR333J(97年車)。
同じく純正ボディのいすゞLRですが、こちらは千葉中央バスからの移籍車。中扉より後側に設置している側面行先表示は、千葉中央バス時代と変わらず。
秋田200か796.KC-MK619J(96年車)。
都市間高速バスを共同運行している関係もあり、小田急バスからの移籍車は結構な台数在籍しています。エアサス仕様の三菱ふそうMKはまとまった台数移籍しています。
秋田200か800.KC-MK619J(96年車)。
せっかくなので後面側の画像も記録出来た車両の画像も並べておきます。小田急バスからの移籍車は暖房装置の増設など寒冷地向けの改造は行っているようですが、それ以外はボディの塗り替え程度という感じ。シートモケットはひと昔前の小田急バスで採用していた単色タイプとなっていますが、だいぶ擦り切れが目に付きました。
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