4月に秋田県へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の秋田中央交通編その4では、秋田中央交通が2010年以降に導入した一般乗合移籍車の画像を並べていきます。KK・KL規制以降の車両が中心となりますが、1台だけKC規制車が含まれているところがポイントとなっております。
なお、型式・年式は、「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 秋田県」『バスマガジン93号』(2019),講談社ビーシー/講談社 を基に記載しています。
秋田200か834.KK-LR233E1(99年車)。
「中心市街地巡回バス(ぐるる)」専用車となっている7mサイズのいすゞエルガミオは小田急バスからの移籍車。「中心市街地巡回バス(ぐるる)」は秋田駅周辺の市街地を1周20分で運行するコミュニティ循環バスで、秋田中央交通が運行を担当。エルガミオの専用車は2台在籍しており水色ベースの塗装にそれぞれ異なる2種類のデザインを採用しています。まずは雲をイメージしたデザインの車両。
秋田200か835.KK-LR233E1(99年車)。
こちらは秋田犬をイメージしたイヌバス?キャラクターデザインの車両。ちなみに「中心市街地巡回バス(ぐるる)」専用車には新車導入した日野ポンチョも在籍していますが、残念ながら見ることはできませんでした。
秋田200か865.KK-LR233J1(99年車)。
エルガミオの初期車が代替時期となり、様々な事業者からの移籍車が秋田中央交通にやってくるようになりました。最も台数が多いのが小田急バスからの移籍車で、最初にやってきたのは中扉グライドスライド仕様の車両。小田急バスでは99年導入車のみ中扉をグライドスライド仕様を採用しました。
秋田200か866.KK-LR233J1(99年車)。
せっかくなので中扉グライドスライド仕様の車両をもう1台。
秋田200か915.KK-LR233J1(00年車)。
こちらも小田急バスからの移籍車。中扉は引戸仕様となります。
秋田200か939.KK-LR233J1(00年車)。
秋田200か976.KK-LR233J1(00年車)。
秋田200か1034.KK-LR233J1(00年車)。
小田急バスでエルガミオの廃車が出るたび、秋田へやってくるという感。
秋田200か1039.KL-LV280L1(02年車)。
乗合車は中型メインとなっている秋田中央交通。大型乗合車は現在移籍車のみの在籍となっています。大型車も小田急バスからの移籍車が中心となっており、画像のいすゞエルガのノンステップ車のほか、三菱ふそうエアロスターのノンステップ車も在籍しています。
秋田200か1243.KC-HU2MMCA(00年車)。
KL規制車の移籍車が中心となる状況のなか、まさかのKC規制の移籍車を導入。もともとは千葉の阪東自動車が導入した日野HUワンステップ車。朝日自動車グループ事業者への転籍を経て、秋田中央交通入りしました。どうしてもワンステップ車がほしかったのでしょうか。
秋田200か1290.KK-LR333J1(01年車)。
中扉4枚折戸仕様でリーフサスのエルガミオワンステップ車は京成グループ事業者からの移籍車。
秋田200か1300.KK-LR233J1(01年車)。
同じく京成グループ事業者からの移籍車ですが、こちらはノンステップ車。
秋田200か1326.PB-HR7JHAE(05年車)。
日野HRの9mサイズも移籍車として登場。和歌山バス那賀からの移籍車というのもさらに珍しい1台。
秋田200か1348.KL-LV280L1(04年車)。
小田急バスからのいすゞエルガ移籍車を後から。
秋田200か1382.PDG-KR234J2(11年車)。
1つ目ヘッドライトの日野KRワンステップ車が移籍車として登場する時代になりました。側面行先表示は戸袋窓部設置しており、屋根にはマーカーランプも装備。いったいどこから来たのかナゾの車両です。
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