西東京バスの方向幕について、今回は一時期分社していた恩方営業所編です。
西東京バスの方向幕といえば、かつては街道・方面別にそれぞれ地色の異なるもので、
陣馬街道・恩方営業所方面は緑色の方向幕でした。
社番:D5617.KL-UA452KAN(02年車)。
百聞は一見にしかずということで、画像を御参照いただければ。
緑色の幕は楢原営業所とまた違った趣きがあります。バスが数珠繋ぎでやってくる八日
町界隈では、とりあえず方向幕の地色で行き先を区別することが出来ました。
社番:D50002.KL-JP252NAN(00年車)。
多摩バスカラーもご覧の通り。
紺色のボディに緑幕とセンス的にはちょっと・・・という取り合わせですが。
社番:D5617.KL-UA452KAN(02年車)。
2009年4月1日より恩方営業所も「経由地の代表的な文字」を頭文字とした西東京
バス的新系統番号に変更されました。ということで、カラー方向幕は御役御免となり、
個人的に味気ない感のある方向幕に変更されました。
今回変更した系統番号の代表的な地名の選定も「なんだかなぁ」感がありますが、
徐々に慣れていくのだと思います。
社番:D5617.KL-UA452KAN(02年車)。
個人的に味気ないと感じる代表幕「八王子駅」表示。
社番:D50007.KL-JP252NAN(00年車)。
多摩バスカラーにはこの幕のほうが似合うかもしれない、とも思う今日この頃。
社番:C2008.KL-HR1JNEE(02年車)。
八王子駅で見ることができるカラー方向幕最後の砦は五日市営業所車の青色幕とな
りました。西東京バスでは当たり前の存在だったカラー方向幕も、見ることが出来る時
間は残り少ないのかもしれません。
なお、型式・年式はBJエディターズ(2007)『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄バス・
西東京バス』を参照させていただきました。
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