前回から引き続き、京王電鉄バス「八王子営業所」所属車両の画像よせ集めになります。
今回は大型車の導入が復活した2004年以降の車両を並べていきます。なお、画像には
八王子営業所寺田車庫所属の車両も含まれています。
本エントリ内の型式・年式は下記を参照しました。
『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄バス・西東京バス』(2007),BJエディターズ
『年鑑バスラマ』各号掲載の「ノンステップバス事業者別累計」
社番:C40404.KL-UA452KAN(04年車)。
しばらく中型幅の10.5m低床車が導入の中心だった京王電鉄バスグループですが、
輸送力の確保ということで2004年に大型車導入が解禁されます。
久々に八王子営業所に導入された大型車は何故かUD。日野車が高速車に導入された
影響なのでしょうか。
社番:C40521.KL-UA452KAN(05年車)。
05年もUA。余程ブルーリボンシティがお気に召さなかった様子。
06年以降は後述する日野大型車を導入しており、八王子営業所ではやや異端的存在に
なりつつあります。ボディ更正の際あたりに同じ八王子ナンバーの京王バス南へ転籍する
のではと思っていたりします。
C20608.PJ-KV234L1(06年車)。
2006年も引き続き大型車が導入されましたが、ブルーリボン以来久々の日野大型路線
車KVの導入となりました。これまで導入の中心だったUDは尿素を使用する新エンジン搭
載で、一足先に新長期規制をクリア。これが癪に障ったのか、様子見もあったのか、前年
までの導入が嘘のように導入されず、さらにはJPも0台と何年かぶりにUD導入0台という
年でした。このためKVは府中や調布、南大沢とこれまで日野の路線車導入がほとんど無
い営業所にも配属されました。かつていすゞ車が配属されていた営業所に登場したのは何
かの縁かもしれません。
社番:C20704.PJ-KV234L1(07年車)。
2007年はUDの導入が再開されましたが、八王子営業所では引き続きKVを導入。
2007年の初期導入車はこれまでの仕様を踏襲。
社番:C20707.PJ-KV234L1(07年車)。
2007年の後期導入車からフロントのマーカーランプ、中扉の明かり窓が省略されました。
ちなみに寺田車庫所属車両は給油の関係で燃料タンクが運転席側にある特別仕様。この
ため国交省仕様ノンステとならず、当然ながらステッカーもありません。
社番:C20812.PKG-KV234L2(08年車)。
2008年も八王子営業所は日野車が配属され、1つ目KVが登場。
96年車のJP代替もあり比較的見かけるようになりました。
C20805.PDG-KR234J2(08年車)。
2008年は中型乗合車も導入。これまでRNなどがメインで運行されていた、西八王子
駅発着の西62にほぼ専属の形で使われているようです。日野の9m中型乗合車は
当初八王子営業所に配属されたワンステRJ以来久々の導入。
2009年以降も八王子営業所はおそらく日野車が配属されそうですが、代替車両が
それほど多くありません。はたしてどうなるのか気になるところです。
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